住まいの実例100Life

陶芸工房のある住まい

木造一戸建て

陶芸工房のある住まい

なんとなく愛着のわく、シンプルな住まいでの暮らし

場 所:
東京都
住い手:
A邸(ご夫婦)

Life

今回ご紹介するのは二人暮らしのA様ご夫婦の住まい。
陶芸作家のお二人の、住宅兼工房の家での暮らしを伺いました。

ストーリー

陶芸作家のお二人は、以前は一つの家からそれぞれ別の工房へ通っていたそうです。
「家と工房を行き来する手間や、作業量が増えて工房が手狭になってきたこともあって、"住まい"と"仕事場"が一緒になった家がほしいと思うようになったんです」とご主人。
そこで、今まで住んでいた愛知県を離れ、ご主人のご両親の住む東京で土地を購入されました。
設計を担当したのは、OZONE(※)での紹介から出会ったオノ・デザイン建築設計事務所の小野喜規さん。
念願の住居兼工房の家づくりがはじまりました。
※OZONE…リビングデザインセンターOZONE(新宿パークタワー)

ギャラリーのような空間

1階が工房、2階が住居となっているA様の住まい。
玄関からリビングまで、家全体がまるでギャラリーのような素敵な雰囲気で統一されていました。
「私たちが普段つくっている作品や新居に飾りたいと思っていた彫刻から、小野さんが住まいのイメージを膨らませて下さったんです」と奥様。
奇抜なかっこよさではなく、なんとなく愛着のわくシンプルな住まいのかたち。
キッチンスペースには大工さんと建具屋さんお手製のガラス戸の大きな食器棚あり、こちらはお二人の作品やお気に入りのうつわを収納しつつ眺められるようにとつくられたもの。天窓からさしこむ光がやさしく空間を照らしていました。
「2階はリビング・書斎・ダイニングが完全に仕切られていないこともあって、ちょうどこの3ヶ所がゆるくつながっている感じがすごく居心地がいいんですよ」。そう言ってにっこりと微笑むA様ご夫婦。
穏やかな空気感のなか、思わず時間が経つのを忘れてしまいそうになります。

自宅兼工房

ご夫婦それぞれのスペースが確保された1階の工房。
作品を乾燥させる棚があるのはもちろん、保管場所の確保に悩みがちな大量の材料も、大工さんが作った丈夫な棚にすっぽりと納まっていました。家にいながら作品の乾燥具合などをすぐ確認しに行けるので、以前と比べて効率よく作業できるようになったそうです。

生き物から風景まで様々な表情の奥様の絵付け用のラフスケッチ
生き物から風景まで様々な表情の奥様の絵付け用のラフスケッチ
仕事風景
仕事風景

荷物や材料の運搬が多いため、玄関付近は幅を持たせ、入り口から奥までを土間スペースに。その横にある応接間では、お二人の作品やアンティークショップで集めたというご主人お気に入りの古い家具が並びます。実用的だけれど、洗練された空間。

応接間
応接間
豆砂利で洗い出した土間のある玄関。
豆砂利で洗い出した土間のある玄関。

取材後記

ため息が出るほど美しい!
シンプルで洗練された素敵なお住まい。
仕事場を家の中にとりこみつつも、しっかりと二人分の作業部屋と収納スペースが確保されていて、とても使い勝手がよさそうでした。
ずっと続いていく生活の中の一部として、住むことと働くことが身近にある暮らし方って素敵だなぁと、A様ご夫婦の暮らしぶりを見ていて感じたのでした。
(記:広報 吉川)

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