第7回

「3.5間角の家」の可能性①

こんにちは。広報部の伊藤です。

 

6月のディスカッションの後、

伊礼智さんと相羽建設とで月に一度の定期的な
検討会議が行われていきました。

ここからはいよいよ、伊礼さんが考える
「3.5間角の家」の計画がはじまっていきます。

 

 

住む人が心豊かに暮らせる
「小さな家」の設計の名手として、

日本全国から支持を得る伊礼さん。

 

「設計の標準化」の手法を

存分に活かしながら
3.5間角のスペースをベースに
住み手が居心地のよく、おおらかに

 暮らしていける家づくりのプロセスを

ぜひご覧ください。

 

 —–

 

7月、幾度かの検討を重ねた結果

新しいモデルハウス「i-works 2015」は、

相羽建設が拠点をおく東京都東村山市内の
府中街道の幹線道路沿いの100坪ほどの敷地に

建築されることが決定しました。 

 

『つむじ』について

 

後にその場所は「つむじ」と名付けられ、

相羽建設がこれから10〜20年と

長く地域の人や文化とつながっていく拠点と
なることになります。

 

「つむじ」で建築が計画された建物は3つ。

第一弾が、伊礼智さんが設計する
「i-wroks2015」モデルハウス。

 

そして 第二弾が、
家具デザイナーの小泉誠さんが設計・デザインする
「納屋(hanare)」

 

第三弾が、

相羽建設の設計部が設計し、小泉誠さんが

インフィルデザインに携わる

「三階建 木造ドミノ住宅」です。

 

 

図:i-works2015の計画[つむじproject]

 

 

 

 

 

7月から8月での検討の中で

伊礼智さん が提示した設計の要点は、

 

・ 建物のベースを3.5間角の正方形とし

 キッチン部分を回り込めるようにする

・階段下にも物置空間をおく

・アイランドプロファイル対応(1間の窓)

・2階はかなりオープンにしておく

・バルコニーはつける

・総合的には25坪が妥当では

 

そしてコンセプトとして、

●「成長するモデルハウス」という新たな考え方

●「システム住宅」を目指すのか、
 「一品住宅」を目指すのかということ

 の二点が掲げられました。

 

 

 

 

相羽健太郎からは、

・コストバランス・性能バランスをいかに両立できるかが大事

 

・「坪単価100万円」でも今のお客様はきびしい
 安く家を売ることとコストダウンでは意味がちがう
 質を保ちながらいかにコストを抑えられるかを検討するべき  

 

・性能的には「Q値1.9」を目指したい。

 →床面積がせまい分、通常よりも断熱性能を
  良くしないとQ値1.9にならないだろう
  OMソーラーを搭載すれば基本的には
  無暖房に近い状態で暮らせる 

 

 ・『スケルトン&インフィル構造』という選択肢

  コストを抑えることを念頭にS&I構造を考える場合、
 Sに設定とルールをつくらなければならない 

 

という観点での話がなされました。

 

 

「 デザイン×性能×コスト」の実現に向けて、

構造や構法について思索を広げながら、いよいよ

伊礼智さんの基本設計が提案されました。

 

 

 

 

(第8回へつづく)

2015.02.10