住まいの実例100Life

向こう三軒両隣の暮らし

木造一戸建て

向こう三軒両隣の暮らし

建築家 田中敏溥さんとつくる、まちの仲間たちと楽しく暮らすまいにち

建物名:
ソーラータウン西所沢
場 所:
ソーラータウン西所沢
住い手:
U邸(ご夫婦+お子様3人)

Life

ソーラータウン西所沢で、仲間たちと過ごす日々を楽しんでいるU様ご家族。
家同士のちょうどよい距離感が作り出す、このまちのあたたかな日々の暮らしぶりを伺いました。

ストーリー

今回の特集では、ソーラータウン西所沢のまちに暮らすU様を訪ねました。
家の前で子どもたちが仲良く遊んでいたり、ご近所さん同士が気持ちよく挨拶をしあったり……
どこかほっとする光景が日常的にあるまち。
U様がこのまちに住むきっかけとなったのが、所沢市の古民家付き農園「corot」で開催されたピザ焼きイベントでした。
「たまたまソーラータウン西所沢の住まい手さんも何人か参加されていて、暮らしぶりやまちの人同士の交流など、生の声を聞けました。そしていろんな土地を見てきたなかで、『安ければいい、便利だからいい』というわけではないことに気づいたんです」。
家はどこにでも建てられるけれど、”このまちでしかできない”ご近所さんとの心地よい暮らし方がある――そう思い、ソーラータウンに住むことを選択したU様。
暮らしはじめてからもうすぐ3年になりますが、今日もまちの仲間との楽しい日々を過ごされています。

向こう三軒両隣

ソーラータウン西所沢は、建築家の田中敏溥さんが「いい関係の向こう三軒両隣」の想いを込めて設計されました。
まちにおおらかに開きながらやわらかく閉じる、お互いを気づかいあえるような、家同士のちょうどよい距離感。
実際に、このまちでは住まい手さんたちの交流が自然と生まれています。
年に3回、まちのなかの空き地でBBQや芋煮会などのイベントを開催したり、みんなで地域のマラソン大会に参加することもあります。
「ママや子ども同士の仲が良いのはもちろんですが、ソーラータウン西所沢の一番の特徴は、パパ同士がすごく仲が良いことだと思います!」とご主人。
お互いの家でご飯を食べたり、会社帰りに駅前の飲み屋さんに集まって、楽しい話で盛り上がることもあれば時にはまじめなお仕事の話もしたり。
「みんな休日もバラバラなのに、うまく予定を合わせて情報交換できているんです。同じまちにこんなに気の合う仲間が集まるのもめずらしいですし、他では体験できないこのまちの良さだと思っています。今では向こう三軒両隣どころか、向こう五,六軒両隣くらい(笑)みんな仲良しですよ」。

笑顔の生まれる庭

U邸のお庭には、なんとご夫婦お手製のピザ窯がありました。
レンガの曲面まで綺麗に仕上げられていて、とても自作とは思えないほどの完成度!
ご主人が火入れをして、奥様が生地から作ったピザや焼き芋をご近所さんにふるまったり……この庭からたくさんの笑顔が生まれます。
ウッドデッキに机と椅子を並べれば、家にいながらにしてアウトドア気分も楽しむことができる、家族のお気に入りの場所。

いつでも見守れる距離

「キッチンの窓からは近所の子どもたちの遊んでいる姿が見えるんです。向こうからも私の姿が見えているだろうし、お互いに声を掛けあえるのが嬉しいですね。ふつう隣の家同士のちょうど良い距離感って難しいけれど、このまちはどこの家も『いつでも来ていいよ』と言い合える居心地の良さがあるんです。住んでみて、ここ以上に良いところは無い!って思ってます」。
料理の際にお醤油を切らしてしまった時、ご近所さんと貸し借りすることもあるという奥様。
お互いを気づかいあえる、昔ながらのあたたかい関係がこのまちにはありました。

撮影:寺島由里佳

取材後記

とてもおおらかで明るいU様ご家族。ピザ窯でお芋を焼いていると、子どもたちが遊びに来て、みんなで一緒に美味しく食べたり、とても賑やかな一日でした。
まわりの人たちとの関係が本当にちょうど良い距離で、まち全体が大きな家族のような安心感がありました。素敵なご近所さんがいると、暮らしもいっそう楽しくなりますね♪ 
(記:広報 吉川)

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