100人の言葉100People

住む人が自分らしく手を入れられる楽しみをつくる、造園・外構屋さんの仕事

現場の職人

住む人が自分らしく手を入れられる楽しみをつくる、造園・外構屋さんの仕事

ゲンバ女子がゆく!こんにちは、職人さん!|第7弾

話し手:
造園屋・秋津園芸&外構屋・大和建材
角田憲一さん・尾崎晃さん
建物名:
秋津町の家

People

あいば女性監督(ひぐち・あそう・こいで)がお送りする職人さんインタビュー企画!大工さんをはじめ多くの職⼈さんが携わっている相⽻建設の家づくり。様々な職人さんたちのお人柄をご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、造園屋の角田憲一さん、外構屋の尾崎晃さんです!

今の仕事を始めたきっかけは?

あそう)早速ですが、お二人が今のお仕事を始めたきっかけを教えてください。

尾崎)うちの奥さんのお父さんがやっていた会社を継いだのがきっかけで、自分が3代目になります。

角田)自分は家業を継ぎました。やれって言われた訳ではないんだけど、造園はつくるのが楽しいし人と接するのも楽しい。そして一から絵を描いて庭をつくる仕事がしたかったという気持ちが一番大きかったかな。

左)外構屋の尾崎晃さん/右)造園屋の角田憲一さん
左)外構屋の尾崎晃さん/右)造園屋の角田憲一さん

あそう)ではこの流れで、相羽建設の仕事を受けてくださることになったきっかけを教えてください。

尾崎)先代の頃から相羽建設と仕事をしていました。自分が引き継いで11年目になります。相友会(相羽建設の仕事に携わる職人さんの会)に入ったのは俺の代からですね。

角田)うちは会社同士が近かったからね(秋津園芸は相羽建設の分譲地のお隣さん)。ただ現場は全然近くなくて、世田谷方面とかね(笑)。相羽さんとはもう20〜30年くらいの付き合いになるんじゃないかな。

あそう)相友会の旅行にも来てくださっていたんですね。

角田)昔は研修メインの旅行という感じでね。みんなで懇親を深める宴会の時間が少なくなっちゃうのがもったいなくて(笑)。それからみんなで楽しめる内容になっていったよね。

あそう)それで現在の観光メインの旅行スタイルになったんですね!

窓の奥に見える緑の植栽が綺麗な場所が角田さん(秋津園芸)の敷地。
窓の奥に見える緑の植栽が綺麗な場所が角田さん(秋津園芸)の敷地。
相友会での旅行の様子
相友会での旅行の様子

仕事へのこだわり

あそう)お仕事のやりがいを教えてください。

角田)外構工事は家づくりで一番最後の仕事なので、建物にかけるお金とのバランスが難しい部分でね。相羽建設は仕様が統一されているし、特に新築では私たちに話が来る頃にはある程度内容が決まって図面化されているので、こちらから提案することはほとんどないかな。本当はお客さんと話しながら「ここは落葉樹がいいですよ」とか、「実がなる木もありますよ」とか話をしながらできたら楽しいけどね。金額はアップすると思うけど(笑)

尾崎)そうだね。ここに手すりがあると便利ですよとか、こういうフェンスもありますよとかね。

造園を整え、水やりをする角田さん
造園を整え、水やりをする角田さん

あそう)お二人ともお客さんと直接やりとりをして終わって、喜んでいただくことがやりがいになるってことですね。

角田)相羽建設の家は完成した時が一番ではなく住みながら素敵にしていくっていうコンセプトですよね?

あそう)そうですね!完成して終わりではなく。

角田)そうそう、住む人が自分らしく手を入れていける有余があると愛着が湧くもんね。

石と植栽を組み合わせた、趣のある造園
石と植栽を組み合わせた、趣のある造園
実のなる植栽
実のなる植栽

職人同士のエピソード

角田)尾崎さんや相羽建設の仕事は分業して進めていくやり方だけど、普段お互い自分のところの仕事となるとトータルでやってるんですよ。

尾崎)そうですね。

角田)うちはブロックとフェンスはやらないけどそれ以外の外構工事は大体やるし。でもそれをわかりながら、お互いのところはお任せしちゃっていいんだよなって連携が取れているからある意味楽な部分もあるよね。

尾崎)そうそう、うちも木2本くらいだったらやるけど。本当の本業じゃない部分をカバーしあえてるのはありがたいです。

角田さんのお仕事道具。
角田さんのお仕事道具。
尾崎さんのお仕事道具。
尾崎さんのお仕事道具。

職人として目指す姿

あそう)今後目指す姿や、こういう仕事をしたいなどはありますか?

尾崎)これからは新築よりリフォームが増えて来ると思うから、その辺をどうするか。相羽さんもね。

あそう)相羽建設でも「グリーン事業部」を発足し、お庭リフォームも進めていきたいという想いがあります。

角田)グリーン事業部の話は聞いていたけど、室内インテリアだけじゃなかったんだね。

あそう)内と外を合わせたグリーン全般です。お二人にも今後さらにご協力いただけたら嬉しいです!

角田)一緒に仕事してるから同じ方を向いていかないとね。住んでいるところに緑があれば、窓から見えるようにしようとか、柱が丸見えだから置いておこうとか、トータルで暮らしを考えるきっかけになるよね。そして、材料もどんどん発注していただければ(笑)

尾崎)グリーンは絶対あった方が良いよね。

インタビュー担当の現場監督の麻生(あそう)
インタビュー担当の現場監督の麻生(あそう)

あそう)この辺だと敷地が大きく取れなくて外構は駐車場だけで終わってしまうこともあったりやむを得ない場合もありますが、私もグリーンや多肉植物が好きなので、ちょっとでもグリーンを普及していきたいです。

角田)小さくても良いからね。それぞれの敷地があって、日の当たり方や隣の敷地との兼ね合いもあるけど。尾崎さんは施工屋さんだけど建材屋さんでもあって、石を置いてみるとか、フェンスの種類とか材料はいくらでも選べるから、もっとバリエーションが増えていったら面白いと思いますね。

あそう)たくさん素敵なお話しをしていただきありがとうございました。これからも一緒にお仕事をよろしくお願いします。

Thank you for the interview

戻る

AIBA 100 Story

PAGE TOP