木の家づくり100Taiken
あそぶ
2021秋のものづくりフェスタ
- 体験名:
- 秋のものづくりフェスタ
- 話し手:
- 相羽建設(株)新築住宅事業部 | 広報
中村 桃子 - 場 所:
- つむじ・あいばこ・a-soko・AIBAワークス
Taiken
コロナ禍によって、延期・中止されていたあいばのイベント(こども工務店・手しごとフェスタ・つむじ 暮らしの文化祭)が、少し形を変えて「秋のものづくりフェスタ」として開催されました。
感染予防対策のため会場を4拠点に分散。
ワークショップやマルシェなどたくさんの方にご参加いただきました。
つながる仲間が大集合!2年ぶりの大規模イベント
コロナ禍で約2年開催できていなかったあいばの大規模なイベント。久しぶりに、つながる皆さんと直接お会いしてお互いに元気をもらおう!と開催が決まりました。
4拠点の分散開催
密をなるべく防ぐため、4拠点に分ての開催。ここまで範囲の広いイベントは相羽建設でも初めてでしたが、たくさんの作家さん、出店者さんにご参加いただき、とても充実した1日となりました。
それぞれの拠点ごとに、イベントの様子をご紹介していきます。
つむじ市(つむじ)
つむじとあいばこの担当をしていたメンテナンスリフォーム部の小俣さんにお話を伺いました。
小俣:
毎月第一土曜日に開催している「つむじ市」は、地元の農家さんの新鮮お野菜や地域の美味しいお店の品々、手作り作家さんたちの作品など、地域密着の「市」として毎月賑やかに開催しています。
今回は4拠点同時開催ということで特別企画も。つむじは「工務店」が運営していることを、つむじ市にいつも来られているお客様にも知っていただきたいという思いから「相羽家づくり工務展」と題し、私たちがが大切にしている家づくりへの思いを伝えるべく展示会場を設けました。
相羽建設が家づくりでつかっている自然素材のサンプルや、腕利きの職人さんの道具を並べたり、家づくりがわかるストーリーや書籍の展示。なかでも目玉企画は今年で10周年を迎える冊子「ainoha」を120冊ずらっと並べ、お好きな表紙を選んで投票いただく「aihanoha総選挙」。興味深い結果発表はainoha120号で発表されています。
森の市(あいばこ)
つむじに続き、あいばこでもリーダーシップを発揮してくださった小俣さんに、森の市についても話をしていただきました。
小俣:
10年前のあいばこ誕生時からのおつきあいのある、消しゴムハンコ作家のCrochetの内藤志保さんと、志保さんをとりまく素敵な作家さんたちで開催している「あいばこマルシェ」は、あいばこ誕生時から年3回開催していましたが、コロナ禍となってからは開催できずにいました。相羽建設の4拠点同時イベント企画が持ち上がった際、「あいばこではなにをしよう…?」と考え、やはり一番に思い浮かんでお声がけしたのは内藤志保さんでした。
久しぶりのあいばこで開催することになったワンデイマルシェ。いつもの「あいばこマルシェ」とは主催が異なるので、「あいばこ森の市」と名付け、素敵な作家さんやパン屋さんなどの美味しい食べ物をつくるかたたちをお招きして開催しました。「待っていました!」とばかり久々にお会いできた方々やご家族連れなど大勢の方にお越しいただき、笑顔が絶えない1日となりました。
みんなのクラフトマーケット(a-soko)
みんなのクラフトマーケット担当。あいばの住まい手であり、作家として活動されているスタッフの布施さんにお話を伺いました。
布施:
2020年の春、清瀬にオープンした相羽建設のコミュニティースペース『a-soko』。
古い2階建鉄骨造だった場所を、ワークスペース・シェアキッチン・ギャラリーと使い分けの可能な会員制スペースへと小泉誠さんデザインで誕生しました。
オープン当初よりリモートワークや密をさけるといったことが主流となりイベント活用も配慮が必要となって1年半、今回AIBA住まい手作家さんによる「みんなのクラフトマーケット」開催は、相羽建設のめざした『a-soko』 の場をようやく形で示せたイベントとなりました。
出店下さった住まい手作家さんはainoha紙面や相羽建設のイベントで見たり会ったりという親近感のある方ばかり。自宅に招くような気持ちで(家と同じ素材空間だから笑)とても和やかにリラックスした空間であったことは、来場くださった方々にもワークショップやお買い物を通して伝わったようで大人から子供まで楽しめたと好評でした。
AIBA住まい手という心地良さの感性が似ている方々が集まっているというのは特異ではありますが、それが強みでもあります。今回イベントで生まれた空気感を大切に、これからも住まいづくり・暮らしづくり、そこからうまれる繋がりを改めて大切にしたいと感じています。
手しごと広場(AIBAワークス)
普段は大工さんが作業している加工場が、ものづくり会場に。人気のワークショップに加え、大工の考案した端材を使ったワークショップも開かれました。
会場の受付でお客様をお迎えしていた、現場監督と設計を担当する樋口さんに当日の様子を伺いました。
樋口:
●手仕事を体験していただくワークショップ
相羽建設の加工場にて開催された「手しごと広場」。コロナ渦以前は、この加工場で「こども工務店」や「手しごとフェスタ」など、私たちの手仕事をお伝えするイベントを行ってきました。そんなイベントを、今年久しぶりに開催しました。
●樹種の違いや質感も感じていただく
ワークショップの1つ「木のスマホスタンド」は、たくさんの樹種の中からお好きなものを選ぶスタイル。みなさん「これは色味がいいね」「これとこれは同じ樹種だけど、こっちの木目がいいな」など、自分のお気に入りを楽しそうに選んでいたのが印象深かったです。相羽建設でよく使う樹種から普段は目にしない樹種まで、幅広くご用意をしたので、そんな楽しい会話が聞けてこちらもとてもうれしくなりました。
●暮らしのアクセントになるお土産
みなさまたくさんのワークショップを体験してくださり、お土産もたくさん。今回のワークショップの中には生活で使えるものもたくさんありましたので、家に帰ってから使っていただけるととてもうれしいです。今後のイベントでも、そんな暮らしの中で使える作品を考えて、みなさんと一緒にものづくりができればと思います。
あいばのイベント
今回のイベントを通して感じたのは、やはり「直接会えるっていいな!」ということ。
相羽建設では、家づくりはつくって終わりではなく、その後のメンテナンスや地域での関わりなど、住まい手さんはもちろん、多くの方とのつながりが大切と考えています。
久しぶりに参加してくださった方、初めてあいばのイベントに参加してくださった方、つむじ市の常連の方、出店者の皆様。たくさんの方から元気をいただきました!ご参加いただきありがとうございました!
話し手プロフィール
メンテナンス リフォーム事業部|あいばこ(パートリーダー)
小俣 雅子
飛行機(旅客機)が大好きです。羽田空港の展望デッキで離着陸を見ていると時間があっという間に過ぎてしまいます…もう少し羽田が近かったらいいのにな。もちろん乗ることも大好き!でも乗ってしまうと数時間で終わりが来てしまう、その時が悲しすぎるので複雑です。
モデルハウススタッフ
布施 朝子
学生時代に学んだ和紙を多くの人に長く愛される使い方として建築壁面への和紙アートワークを続けてかれこれ20年になります。丁寧に下準備して現場で貼り重ねて仕上げているので数はこなせませんが、完成した時のピタッと和紙が場にはまった何とも言えない心地良さのためには手は抜けません。人と空間の出会いに感謝して、亀歩きでも続けていきたいライフワークです。
新築住宅事業部 | 現場監督
樋口 美早紀
昔からオープンカーに乗るのが夢で、暇さえあれば日本製の車を調べています。最近はクラッシクカーにも興味があり、トヨタのパブリカ、日産のサニートラックが好きでよく見ています。車の知識は全然ないので見て楽しむだけですが…いつか運転出来たらいいなあと思います!
新築住宅事業部 | 広報
中村 桃子
生粋の米派なのですが、前職で南魚沼に住んでいたことが影響し、お米のこだわりはちょっと強めです。東京に引っ越してからは、ご飯を炊くときは「水道水は使わない」「土鍋で炊く」「研ぎすぎない」ということを守って美味しい米ライフを送っています。