木の家づくり100Taiken

心にひびく、「音楽」のある時間

きく

心にひびく、「音楽」のある時間

家族の居場所にこだわった木の家。お披露目の日に特別に開かれた音楽会へ

体験名:
うつろいハウス、一日だけの音楽会
話し手:
相羽建設株式会社 広報部
伊藤夕歩
場 所:
うつろいハウス|東京都小金井市
設 計:
しまだ設計室 島田貴史さん
施 工:
相羽建設株式会社

Taiken

冬の寒さがふかまってきた12月はじめ。
しまだ設計室の島田貴史さんが住まい手のNさんご夫妻と何度も打ち合わせを重ねて設計をして、相羽建設が施工させていただいた「うつろいハウス」の完成見楽会がひらかれました。

家族の居場所が時々に変化し、やさしく「うつろい」ゆく家

細い路地につづく閑静な住宅街に佇むその小さな家は、庭の樹々や外の景色を窓から室内にとり入れながら、仲良し家族みんなが思い思いに毎日を楽しめる「居場所」にこだわった住まいです。

うつろいハウス。樹木の間を通り抜けるようなアプローチが訪れる人を玄関へ導きます
うつろいハウス。樹木の間を通り抜けるようなアプローチが訪れる人を玄関へ導きます

延床面積23.2坪の中に、小さな空間がゆるやかにつながる室内。
LDKはキッチンを中心とした配置で、食事をするダイニングテーブル、くつろいで過ごすソファスペース、音楽を楽しめる小さな段差のある場所、ペレットストーブの炎を楽しむ場所があります。

庭に植えられた高木の緑を眺められるように出窓が設けられたダイニングスペースは「緑の間(ま)」と名付けられました
庭に植えられた高木の緑を眺められるように出窓が設けられたダイニングスペースは「緑の間(ま)」と名付けられました

「家族の居場所」にこだわった家づくり

住まい手のNさんは家づくりにあたって、建築家の島田さんに「その時の気分で、家の中のいろいろな場所で過ごしたい」と伝えたのだそうです。
庭の緑を出窓から眺められる「緑の間(ま)」や、天井が高く開放的な「光の間」、ペレットストーブのあたたかい炎を眺めながら音楽を聴いたり読書を楽しめる「炎の間」が2階の室内でゆるやかにつながっています。その時々の気分や季節によって過ごす場所を変えて、小さい空間ながら豊かな時間が流れている素敵な場所となっていました。

住まい手のNさん。音楽や写真などが好きで、生活の場所である住まいでも、日常の中で「ほっ」とできるような居場所を大切に考えた住まいを思い描き、島田さんとの家づくりを進めてこられました
住まい手のNさん。音楽や写真などが好きで、生活の場所である住まいでも、日常の中で「ほっ」とできるような居場所を大切に考えた住まいを思い描き、島田さんとの家づくりを進めてこられました

住まいの門出を祝う、歌と音楽

見楽会のこの日は、これから家づくりをはじめようとしている方、現在島田さんや相羽建設との自邸の計画が進行しているご家族、OBの住まい手さん、島田さんの建築家仲間や住まい手のNさんのご友人などたくさんの方が会場を訪れていました。

そして陽がかたむきはじめた夕方が近づく頃に、この日だけのスペシャルイベントとして、Nさんがファンで家族ぐるみで親交のある池間由布子さんのミニライブが開催されました。

出窓に腰掛けてアコースティックギターの弾き語りをする池間由布子さん。
出窓に腰掛けてアコースティックギターの弾き語りをする池間由布子さん。

木の家の見楽会でアコースティックギターと歌声の音楽を楽しめるというのは初めての体験でしたが、とてもすばらしかったです。

ギターのやさしい立体感のある音色と、池間さんのハスキーな声はうつろいハウスの雰囲気にもとても合っていて、曲の合間に語られる池間さんの気さくなトークとあいまって、楽しく、そして心がじんわりとあたたかくなるような時間でした。

参加されていた人たちみんなの心に残るひとときだったのではと思います。こんな素敵な機会をこれからもつくっていけたら素敵だなあと心から感じました。

曲の間の時間でも、Nさんや来場された皆さんと会話を楽しむ池間さん。あたたかい人柄にみんなが笑顔に
曲の間の時間でも、Nさんや来場された皆さんと会話を楽しむ池間さん。あたたかい人柄にみんなが笑顔に
音楽会の特別な時間。みんなが池間さんの声と音に聴き入ります。Nさんのお子さんたちの楽しそうな笑い声が曲のアクセントになったりするのも、木の家でのプライベートなミニライブならではでした
音楽会の特別な時間。みんなが池間さんの声と音に聴き入ります。Nさんのお子さんたちの楽しそうな笑い声が曲のアクセントになったりするのも、木の家でのプライベートなミニライブならではでした
設計当初、建築家の島田さん(中央)は「この曲を聴きながら設計をしてもらえると嬉しいです」とNさんから池間さんの曲を紹介されたのだそう。すっかりファンになった島田さんは、Nさんご家族と相羽建設の遠藤(右奥)とみんなで池間さんのライブも出かけたのだとか(うらやましい!)
設計当初、建築家の島田さん(中央)は「この曲を聴きながら設計をしてもらえると嬉しいです」とNさんから池間さんの曲を紹介されたのだそう。すっかりファンになった島田さんは、Nさんご家族と相羽建設の遠藤(右奥)とみんなで池間さんのライブも出かけたのだとか(うらやましい!)
音楽は生で聴くのがいい……と思いつつ、この距離感で五感を使ってすばらしい音にふれられる機会はそうそうありません
音楽は生で聴くのがいい……と思いつつ、この距離感で五感を使ってすばらしい音にふれられる機会はそうそうありません
ペレットストーブ(シモタニ社製「コンコードオルコット」)は島田さんの自邸でも使用されているそう
ペレットストーブ(シモタニ社製「コンコードオルコット」)は島田さんの自邸でも使用されているそう
うつろいハウス外観
うつろいハウス外観

Movie

うつろいハウス「池間由布子さんミニライブ」

Nさんがリクエストした曲「マリー」を池間さんが歌われている場面から

取材後記

音楽が好きで、家での時間や家族が互いに居る間(あいだ)の心地よい距離感にこだわられたNさん。毎日の生活の中でどう過ごしたいのかを考えて、それを建築家の島田さんと一緒に探していった家づくりだったんだ、、、と感じました。ただ暮らすのではなく「どう生きるのか、何を大事にしたいのか」を考えた家づくり。これからはじまるNさんご家族の暮らしの日々が、とても楽しみです。

話し手プロフィール

伊藤夕歩

相羽建設 広報部

伊藤夕歩

信州は浅間山のふもと御代田出身、東京都東村山在住。
住宅建築・リノベーションを行う地域工務店の広報の仕事や、広告や編集の仕事に携わっています。
自然も街も好きですが、時間ができたらちょっと遠くまで行ってみたいこの頃。

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