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仕事紹介コラム「家づくりの仕事って?」vol.4

工務店の人

仕事紹介コラム「家づくりの仕事って?」vol.4

あいばで家づくりと街づくりの仕事に携わる、遠藤さん、樋口さんに聞く「家づくりの仕事って?」

話し手:
不動産事業部・公園事業部|新築住宅事業部 設計監督・樋口木材プロジェクトリーダー
遠藤誠さん|樋口美早紀さん

People

こんにちは!広報の中村です。4回目の仕事紹介コラムは、不動産事業部と公園事業部に所属する遠藤誠さんと、新築住宅事業部で設計と監督を務めながら、樋口木材プロジェクトのリーダーも担う、樋口美早紀さんにお話しを伺いました。今回は家づくりだけでなくまちづくりの仕事にも携わるお二人に、より広い視点で暮らしと仕事を深掘りしていただきます。

家づくりと街づくりの仕事って?

中)まずはお二人のお仕事と、お互いの印 象を教えてください。

樋)私は現場監督として入社して9年目になります。5年前に市内で建売住宅の計画があって、そこで初めて設計の仕事に 携わってから、設計と監督を兼務しています。私の実家が材木屋の樋口木材で、社長と将来の仕事の話をしていた時に、実家のある西多摩地域を盛り上げることや、小さな頃から身近にあった多摩産材の魅力を伝えるような仕事もやっていきたいと話したらプロジェクトとして動くことになりました。遠藤さんの印象は、一緒に新築の仕事もしてきましたが、気づいたら色々な仕事をされていて、違う顔をたくさん持っていますよね。やっている仕事もご本人のキャラクターも尖ってます。

遠)前職から住宅の営業に携わり、あいば に入社して20年を超えたところです。定期借地で東村山市多摩湖町の分譲を担当した頃から、不動産の仕入れや分譲の企画の仕事に取り組んでいます。公園事業は7年くらい前から取り組み始め、公園や地域事業に詳しい方から話を聞いたりして、見よう見まねで進めてきました。市内の公園の水車を直したり、公園の伐採樹木を使ったプロダクトであるベンチを皆でつくったり、取り組みは多岐に渡ります。樋口さんの印象は、仕事のスピード感があるということです。樋口木材プロジェクトも走り始めて2年ほど経ち、何度もミーティングに参加して関わってきましたが、楽しいだけではなく「始めたからにはやらないといけない」という責任感を感じます。

ソーラータウン多摩湖町
ソーラータウン多摩湖町
暮らしの様子
暮らしの様子

家づくりの楽しさと大変なこと

中)ありがとうございます。では次の質問で、家づくりの仕事の楽しさと大変なことを教えてください。

遠)お客様の家族が私たちのつくった家で幸せになっていくのを見られるのはやりがいです。一方で家づくりはその家族にとってはとても大きなプロジェクトなので責任もあるし、打ち合わせなどつくる過程でたくさんの重圧を感じ ます。それはまちづくりの仕事も同じ。 プロジェクトの物語をつくって伝えていく立場として、住まい手さんや地域事業者の方などつながる人を集めて素晴らしい企画ができたり、分譲のタウンが完成すると達成感がありますね。

樋)家は生活のための箱で災害があれば命を守ってくれたり、家族が長い時間を過ごす大切な場所です。大きな責任とともに、お客様が叶えたい暮らしや相羽建設が伝えたい暮らしが実現できる家をつくっていきたいという想いが あります。

東京都西多摩郡日の出町にある樋口木材の倉庫
東京都西多摩郡日の出町にある樋口木材の倉庫
樋口木材の材をつかった板塀
樋口木材の材をつかった板塀

リフレッシュに欠かせないもの

中)次の質問はちょっと話が変わりますが、リフレッシュに欠かせないものはありますか?

遠)週に2回スポーツセンターで泳いでいます。体力的にきついので、仕事のことを考えられなくなる唯一の時間かもしれません。バイクも大好きですが乗っている時に仕事のことを考えるタイミングはあります。そういう意味で泳いでいる時間は貴重です。

樋)私は漫画が好きです。あとは読書や映画、音楽も好きで、絶対に自分でつくれないものなので没頭できて楽しいです。

中)お二人は好きなことが多いイメージがあります。そういう話がお客様との共通の話題になったりもしますよね。最後に家づくりや街づくりにこれから携わろうと考えている人に一言お願いします!

樋口木材のヒノキをつかったブックエンドのワークショップとブックカフェのイベントを開催
樋口木材のヒノキをつかったブックエンドのワークショップとブックカフェのイベントを開催

文系と理系の間のような仕事

樋)よく建設会社のCMとかで『地図に残る仕事』みたいなキャッチフレーズを目にしますがその通りで、この仕事の魅力ですよね。私たちがつくったものを住まい手さんや地域の人が使ったり、 暮らしに根付いていくところもやりがいです。そこに暮らす人で景色や空気感、音も違いますよね。

遠)文系と理系の間のような仕事だよね。家やまちが完成していく物語やその後の暮らしに喜びを感じるのか、完成した建築のクオリティーに喜びを感じるかというのは人それぞれだけど、そのどちらも感じられる仕事です。

樋)文系と理系の間というのはまさにその通りだと思います!

中)お二人とも、お話しいただきありがとうございました。これからのお二人の取り組みにも広報として注目していき たいと思います!

市内の公園にある水車を改修
市内の公園にある水車を改修
公園事業は地域のボランティアの方も参加
公園事業は地域のボランティアの方も参加
水車の前や公園内に公園の伐採樹木を活用したベンチを設置
水車の前や公園内に公園の伐採樹木を活用したベンチを設置

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