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つくる人
ワクワクするような可愛いミニチュア作品で、気持ちの隙間を満たす
つむじのヒトvol.11
- 話し手:
- sukimasapuri
藤井志保さん - 建物名:
- モデルハウスつむじ
- 場 所:
- つむじ市

People
「手仕事」と「食」をテーマに地域の人と文化が出会い、豊かな交流が生まれる場「つむじ」。イベントや交流を通してつむじを支えてくれている人をご紹介します。
ワクワクするような可愛いミニチュア作品で、気持ちの隙間を満たす
つむじ市に出店いただいている『Hacchi&sukimasapuri』のsukimasapuri、藤井志保さん。
ミニチュアアクセサリーや木工雑貨など、様々な可愛い作品をつくられています。
ずっとものづくりが好きだったことや、『Hacchi&sukimasapuri』の相方であるHacchiの畑さんと、友人が主催するマルシェイベントへ一緒に出展したことをきっかけに作家活動がスタート。
最初は木工のような大きな作品づくりをメインにしていましたが、出展を重ねる中で少しずつ“小さいもの”へシフトしていき、今では手のひらサイズの作品をたくさんつくられています。


手がける作品のモチーフはパンやケーキなどの可愛らしいものから、おでんやお盆のきゅうり・なすといったちょっとユニークなものまで多種多様。その中で一貫して大事にしているものづくりのテーマは『自分の中で本当につくりたいと思ったもの・テンションが上がるもの』。
「ただ小さいというだけで心惹かれるものがあって、“すべてのものを小さくしたい!”という想いが創作の原動力となっています」と藤井さん。


屋号である「sukimasapuri」の由来は、「何かと何かの隙間」を埋める、ちょっと欲しくなるようなものを指しているとのこと。木工作品をつくっていた時期に「必需品ではないけれど、“あったらちょっと嬉しいな”という気持ちの隙間を満たしてくれるもの」というイメージから付けられたそうです。
「次はどんな新作が?」というワクワクする作品が日々藤井さんから生み出されています。



藤井さんはミニチュア作品づくりの作家活動をしながら、実は漫画家としての一面も。ものづくり全体に共通する「手を動かすこと」が好きで、幅広く活動されています。
今後の活動の展望としては、仕事が私生活の中に緩やかに溶け込んでいる状態が理想だという藤井さん。
「仕事のために生活があるという状態にはなりたくなくて、体調を崩さないよう生活とのバランスを保ちながら、好きなことをできる限りたくさん続けていきたいです」と笑顔で語ってくださいました。
話し手プロフィール

sukimasapuri
藤井 志保(ふじい しほ)
ミニチュアアクセサリー、木工雑貨など
ほっこり可愛いを販売しています!