住まいの実例100Life

木造一戸建て
ものづくりを愉しむ暮らし
すぐそばに森が見える工房のある住まい
すぐそばに森を感じる家
土地も決まり、どんな家にしようかと考えていたS様。そこで、高台の手前の木々がたくさん生い茂る小さな森を活かそうと、家を森に近づけるように、縦長の間取にしようというアイディアが生まれました。

またアプローチには「つぼ庭がほしい」という想いから、敷石と植栽を植え、籠もり感のある可愛い庭を。他にも当時一緒に暮らしていた猫のことを配慮し、柵や塀を高くする工夫など、一つひとつの希望を丁寧に家づくりに取り入れたS様のお住まい。
「家づくりは北上大工さんが大きいところから細かいところまで調整してくれて、本当に助かりました。実は木工事の際に出た端材も頂いていて、まだ大事に保管してあるんです。時々DIYに使っています」というS様からの嬉しいお話も。

完成から16年の年月が流れ、壁や床も経年し、しっとりとした味わいのある雰囲気に。明るすぎないほどよい暗さのリビングからは外の緑がとても綺麗に見えます。
「朝早く起きてリビングで静かに過ごす時間が好きなんですよ。目の前の森から鳥の鳴き声がたくさんして。早朝の外に誰もいない時間帯がすごく良いんです」とご主人が笑顔でお話してくださいました。



ものづくりを愉しむ
2階にある3帖ほどの空間はご主人の工房として使われていました。2年ほど前に浦和のお店で手づくりメガネに出会い「これは自分でもつくれるかも!」と、ものづくり心に火がついたご主人。メガネの聖地、鯖江にも足を運んだり、材料ルートも自身で直接交渉して素材を仕入れたというほど。作品も趣味とは思えないほど本格的!クラフトフェアまつもと2016にも出展されました。




ゆったりキッチン
廊下を挟んだ窓越しに、アプローチのつぼ庭を眺められるキッチン。キッチンカウンター(廊下側)には戸棚がついていて、食器がきれいに納められていました。実はこの部分、北上大工さんがアイディアを出し、空いているスペースを利用して造作してもらったという素敵なエピソードも。また、よく中華料理をつくることもあるというS様。「せっかくなら!」と業務用のコンロも奥に設置されていて本格的です。







建物・空間紹介




取材後記
ご主人のメガネ談義がとても面白く、危うくお仕事を忘れてしまうほどだった今回のainoha取材。そして16年以上経ったAIBAのお家を取材させていただくのも初めてで、とても貴重なお時間を過ごさせて頂きました。居心地の良さは月日を重ねるごとに増していくのだなぁと実感したこの日。永く住み続けるのが楽しみになりますね。
(記:広報 吉川)



