こだわりの素材とシンプルな暮らし

ストーリー

以前は社宅で暮らしていたというS様ご家族。「子どもも成長してきたので、家の中で自由に遊んだリ走り回ったりできる環境にしてあげたい」――そんな想いから、お子様が幼稚園に入園するタイミングで、戸建て住宅への引っ越しを考えられていました。
　「建築士さんに設計してもらうのが憧れで、いろいろ調べていたら相羽建設にたどり着きました。家づくりははじめてで不安もありましたが、営業スタッフの豊福さんが土地を一緒に見に行ってくださったり、多方面からのアドバイスを頂けたのがありがたかったです」とS様。土地探しから3ヵ月、ついに条件に合う土地が見つかり、シンプルでありながらご夫婦お二人のこだわりが込められた素敵な住まいが完成しました。

素材へのこだわり

明るい光が差し込む2階リビングは、家族が集まる家の中心部。アーコールのテーブルやアングルポイズの照明など、センスの良いインテリアが暮らしをシンプルに彩ります。そして、天井と床には、ご主人のご両親の出身地である山形県で採れた国産材を使用。「少し茶色がかった床板にしたい」というこだわりのあったご主人は、なんと実際に山形県の材木屋さんまで行き、自身で材料を選ばれたそうです。木の色合いと家具の質感とのバランスが、程よく落ち着きのある空間を演出していました。また、S様の家は延べ床面積22坪という、このエリアでは比較的コンパクトな住まいのため、回遊性のある間取りにしたり、逆に階段やトイレなどはあえて小さくまとめずに、ゆとりをもたせた設計工夫がされていました。上質感だけでなく、暮らしやすさも考えられた住まい。長男くんが広々楽しそうに家の中で遊んでいる姿に笑顔になりました。

暮らしの工夫

■使いやすさとデザイン■
　どの部屋もスッキリと整ったＳ様の住まい。その中にもちょっとした暮らしのアイデアがちりばめられていました。洗濯物は基本部屋干しという奥様のために、各部屋の天井に特注のアイアンハンガーパイプを取り付けたり、カーテンレールを使わずクリップや紐で布を吊るしてカーテンにするなど、見た目も素敵で実用的なインテリアの工夫。

■統一感のある空間■
　全体の色合いに統一感がありながら、部屋ごとの素材や質感にちょっとした違いがあり、そこにまた心地良さを感じます。ご主人の書斎の壁面は、施工した左官屋さんも初の試みだったという黒のモルタル仕上げ。独特な空気感に魅了されます。

建物・空間紹介