住まいの実例100Life
マンションリフォーム
飾って楽しむ!収納いっぱいの暮らし
間取りを少し変えるだけで、暮らしが豊かになるリフォーム
- 建物名:
- マンションリフォーム
- 場 所:
- 埼玉県川越市
- 住い手:
- T邸(ご夫婦+お子様1人)
Life
今回ご紹介するのは3人家族のT様の住まい。
6年ほど賃貸で居住していたマンションの一室をそのまま購入してリフォームをされました。そんなT様に、リフォームのキッカケと現在の暮らしぶりについてお話を伺いました。
ストーリー
「最初は他のエリアへの住み替えも考えましたが、子どもが近くの保育園に通っていたことや、このマンションの見晴らしの良さを気に入っていたこともあり、思い切ってオーナーさんに部屋を購入できないか聞いてみたんです。そしたらOKを頂けて!そこから、子どもが大きくなるまでの10年くらい住み続けられるようなイメージで、リフォームしようと考えました」と奥様。
その後OZONEのリノベセミナーに参加した際に相羽建設を知り、『つむじ』に来場されました。「つむじの3階建てドミノ住宅の小上がりの畳スペースと収納がとても素敵だったので、今の家の畳も小上がりにしたんですよ」とニッコリ。
住み続けてきたからこそ実感できる『暮らしの変化』
「実は以前の間取りからはあまり大きくは変えていないんです。住んできた中で不便に感じていた動線や設備を使いやすくしたかったのと、リビングを広く使いたいというのが私たちのメインの希望でした」。
T様ご家族の要望のもと、食事を運びやすくすることや、家族と会話しながら料理ができるようにキッチンの位置をダイニングテーブルの前に移動。和室を1.5帖分削ることでリビングが広く使えるようになり、小上がりとしたことでちょっと座りたい時にも便利な場所になりました。
もともと物置部屋として使っていた洋室は、予算的なことや自分でカスタマイズしたいというT様の想いもあり、ご主人のためのベニヤ板張りのアウトドア風空間に。ゆくゆくは子ども部屋にする予定だそうで、後から変えられる余白をもったアイディアです。
「床は無垢板に張り替えたので、裸足になると気持ち良いです!あとは、シングルガラスの窓に内窓(二重窓/インプラス)を追加したので、以前と比べて夏がすごく涼しくて快適ですよ。あとは家の中から花火が見えるので、みんなで小上がりに腰かけて眺めるのが楽しみなんです」と、笑顔でお話しいただきました。
リフォームのみどころ
【日々の生活に寄り添う間取り】
壁面いっぱいの収納棚がある室内。目隠しが必要な部分には扉やロールスクリーンをつけ、他は見せる収納に。色々な生活雑貨や趣味の本が並べられていて、見ているだけでワクワクします。キッチンまわりも回遊性があるので、移動が楽なのも嬉しいポイント。
【スペースを有効活用した収納の工夫】
音楽ライブやフェス好きのT様ご夫婦はたくさんのレコードやTシャツコレクションをお持ちでした。そこで飾り棚や小上がり下のスペースを使った収納の工夫で、見た目にもスッキリ保管!
リフォームプラン
*キッチンの位置を移動し、和室を6帖→4.5帖に削ってリビングを広く。和室は小上がりにし、収納できる造作家具を多めに設置。
*仕様:床(パイン無垢床材・置床)/ 壁・天井:AEP塗装 / 窓:既存窓+インプラス(LIXIL)
建物・空間紹介
【物件担当】
大 工:益子
設 計:中村(健一郎)
監 督:和田・桑山
取材後記
T様のお気に入りの雑貨やコレクションがたくさん飾ってあるのを拝見して、隠す収納も便利で良いけれど、見せる収納も楽しくて素敵だなぁと感じました!日々生活をしながら整理・整頓するのはなかなか大変ですが、だからこそ「あれを飾ろう、こんな工夫をしてみよう」と暮らしの楽しみが生まれるのだなと思います。
(記:広報 吉川)