住まいの実例100Life
木造一戸建て
本と緑とゆったりカフェのような暮らし
ホッとした気持ちになれる、明るい家
- 建物名:
- 木造一戸建て
- 場 所:
- 東京都国分寺
- 住い手:
- N邸(ご夫婦+お子様2人)
Life
たくさんの本と緑に囲まれてゆったりと過ごす。
周辺に住む人たちとのつながりも大切にされている、ご家族の暮らしを伺いました。
ストーリ―
今回訪ねたのは、ご家族4人が暮らすN様の住まい。
入居してから3年ほどが経ち、新築当初はまだ小さかった庭の植栽もぐんぐんと育って、絵本に出てくるような素敵な外観となっていました。
「まだ息子がお腹にいる頃、『この子の地元になるような場所をつくってあげたい』――そう思ったのが家づくりのきっかけでした。僕は団地育ちなので、昭和の団地ならではのコミュニティの良さみたいなものを知っていて、そういう環境を息子に与えてあげたいなっていう想いがあったんです」とご主人。そこからN様の家づくりははじまりました。
魅力的な場所
様々な土地を見て回る中、「ひとつの土地でも色んな時間帯を見に行くと良い」そんなアドバイスから早朝にこの土地を見に来たというN様。
「ちょうど働きに出るお父さんを『いってらっしゃい!』と送り出している家族の姿を見て、なんだか良いところだなって思いました。子育て世帯が多かったこともここを選んだ理由のひとつですね」。
家が完成し、N様が住んでみて一番印象的だったのがご近所さんとの関係でした。
「夫婦共働きなので息子のことが心配だったんですけど、ご近所のみなさんが『何かあったらおいで』と言って下さって。
隣の家の子も兄弟のように遊んでくれたり、少しシャイだった息子がこんなに元気に育ってくれたのはご近所さんのおかげです」。
ブックカフェのような場所
新しいお店がオープンしたらすぐに行ってみる!というくらい大学時代からずっとブックカフェ巡りが好きだったというご主人。
ゆったりくつろぎながらお気に入りの本を読める、そんな場所が家のあちこちにありました。
キッチンカウンターの側面を活かしたブックラックは、本を並べるとインテリアとしてもお洒落!
本いっぱいの書斎
壁一面に本が並ぶ2階書斎。
本好きのご家族のためのスペース。
廊下の奥まったところにあるので、仕事や勉強などでじっくり集中したい時にはぴったりの場所です。
ウチとソトをつなぐ土間
家に帰ってくるとほっとするような明るい雰囲気の土間。
「玄関を開けてからリビングに入るまでの余白がほしい」……そんなN様のご要望から生まれた土間空間です。
取材後記
この日はマスターアタラシに来てもらい、無人販売所とコーヒー屋台の撮影もさせて頂きました。
「自分だったら唐揚げ屋台をやってみたいなぁ」と楽しそうにお話されるN様。
最近では自宅でお店をひらく”住み開き”をされる方が増えてきていますね。
ご近所さんとのコミュニケーションツールとして色々な場所で賑わっていったら面白そう!と感じています。
(記:広報 吉川)