住まいの実例100Life
木造一戸建て
おしどり夫婦の家づくり
自然に囲まれた豊かな暮らし
- 場 所:
- ソーラータウン西所沢
- 住い手:
- M邸(ご夫婦)
Life
ソーラータウン西所沢の自然豊かな環境で、人とのつながりのあたたかさを実感しながら生活するM様の暮らしぶりについて伺いました。
ストーリー
ソーラータウン西所沢のまちに暮らすM様の家を訪ねました。
住みはじめてから2年が経ち、ご近所さんとの交流を楽しみながら、日々を過ごされているM様ご夫婦。
ここに住むことを決めたキッカケの一つが土地の魅力だったといいます。
「土地探しでは100ヶ所くらい見てまわりましたよ。その中で夫婦ともに良い!と思った場所が、このソーラータウン西所沢だったんです」。
周りに自然が適度にあって、敷地の中にも緑が多い家がいっぱいある。
ゆるやかな傾斜から眺める周りの家の様子もとても綺麗で、そんなまち全体のバランスがとても良かったと語るM様。
「まだ土地購入が決まる前に、ソーラータウン西所沢のイベント『にしとこ祭』に参加したことがあったんですよ。気づけば半日もタウンの方とお酒を酌み交わしていて、最後はタウンの方が、私たちが当時住んでいた自宅まで送って下さったこともありました。そんな住人のみなさんのおおらかな感じや、人柄の良さにもホっとしたのを憶えています」。
ご近所さんと自然との暮らし
「このまちに暮らしはじめてから圧倒的に変わったのは、週末の時間がとても豊かになったことです。これまで都会で暮らしていましたが、騒がしくてプライバシーもなく、心も体も休まらず、週末は昼近くまで寝ていました。今では7時頃には起きて、散歩して、近所のコーヒー屋さんに夫婦二人でモーニングに行くのも楽しみになってます」。
朝は鳥の鳴き声で目が覚め、昼間は近所の子どもたちが楽しそうに遊ぶ声に元気をもらい、夏の夜は鈴虫の声を聞きながら眠る……そんな素敵な日々を送っているというM様。普段の何気ない生活の中に小さな幸せを感じます。
また、家を建てる前からイベントなどでよく顔を合わせていたというソーラータウンの住人の方たちとは、住んでから、より一層関係が活発になったそうです。
「最初はご近所付合いの経験がなかったので戸惑いもあったけれど、BBQやマラソン大会に誘ってもらって、みんなで一緒に何かをする面白さを久しぶりに思い出して、すごく楽しいです。あとは、AIBAスタッフの新さんも同じまちに住んでいるので、もし何かあってもすぐに相談できるのも安心なんですよ」。
住む家の性能はもちろん、家のまわりの自然環境やあたたかいご近所さんたちとのつながりがあることで、毎日の暮らしが有難いものへと変わっていきます。
人が集まる通庭
ご夫婦で建築のお仕事をされているM様。
実はこの家もご自身で設計されたお住まいです。
玄関からダイニング、そして庭まで続く大谷石の土間は「通庭」と名づけられ、「タウンの方がふらっと立ち寄って一緒に食事をつくったり食べたりできる場にしたい」――そんなM様の想いからつくられました。
タウンの人がたまたま集ったのがきっかけで、薪ストーブを楽しみながら牡蠣を食べる「薪カキ会」が冬の恒例イベントになりつつあるそうです。
「いずれは、タウンの全世帯の方がいらっしゃると嬉しいです」とM様。
季節ごとの暮らし方を楽しむ
薪ストーブとソファのある小さな土間や、花火の見えるインナーバルコニーなど、M様の家には心地よく過ごせる居場所がたくさんあります。
「季節や天気によってくつろいだり、寝る場所を自由にかえたりしています。その時々によって居心地の良い場所を探す猫のように(笑)過ごしています」とM様。
その言葉の通り、夏は風通しの良いインナーバルコニーやテラスがあったり、冬の寒い日には、あたたかい陽の光の中で日向ぼっこできる縁側があったり……。季節ごとの部屋の特徴を楽しみながら暮らせる魅力的なお住まいです。
撮影:寺島由里佳
取材後記
定期点検の日に、M邸で「薪カキ会」に参加させていただきました。
家の建築に関わったAIBAスタッフや大工さんたちも集まり、素敵な家で奥様の美味しい手料理をいただき……と、なんとも楽しく貴重な時間を過ごさせていただきました。
その席でM様は「ゆくゆくは、書斎で設計事務所をオープンしたい」とのこと。楽しみですね! (記:広報 吉川)
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2019年10月、設計事務所「市中山居」を開設しました!
(2019年12月26年追記:広報 吉川)
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