住まいの実例100Life
戸建てリフォーム
趣味を楽しむ「秘密基地のある家」
趣味の自転車を楽しむ戸建てリフォーム
- 建物名:
- 戸建てリフォーム
- 場 所:
- 埼玉県所沢市
- 住い手:
- T邸(ご夫婦+お子様1人)
Life
坂道を上った先に建つ、三角屋根と白い外観が印象的なおうち。
ここに住みはじめてから3年ほど経つ、3人家族のT様の暮らしを訪ねました。
ストーリー
自転車仲間が集まるお店で出会ったというご主人と奥様。
自転車に乗って街中や山や森を走ったり、さらには太平洋から日本海へ列島横断の旅をしたり……と、大の自転車好き夫婦です。
「以前は都内のマンションに住んでいましたが、娘が小学校に上がるタイミングで両親のいる実家近くに引っ越そうと考えていたんです。
家探しで一番重視していたポイントが"自転車やキャンプ道具をしまえる場所があること"で、この家にはまさにぴったりな地下室があったんです。
近くにすぐ走りに行ける山があったのも決め手でしたね」とご主人。
少しずつリフォーム
家を購入後、まずは自分たちが住めるように内部工事をし、住みはじめて半年後に外壁や玄関アプローチなどの外部工事をするという2回に分けてのリフォームが行われました。
「生活スタイルって時代とともにどんどん変わっていくし、中古住宅だから住んでみないとわからない部分があったからね。
一度に全部盛り込まないで、徐々に変えていける方が良いと思って」とご主人。
玄関の土間にビー玉を埋め込んだり、ご主人自ら机の塗装や棚を造作するなど今でも少しずつ手を加えられているT邸。
「ゆくゆくは、庭に通勤用の自転車ポート兼ツリーハウスもつくれたら」と、ワクワクするようなお話も!
ゆっくりと楽しみながらT様らしい暮らしがつくられているようでした。
家族みんなでつくる家
家族やスタッフみんなで二日間かけて壁塗りDIYをした、1階部分の湯布珪藻土の壁。
「WonderWallの井筒さんやAIBAスタッフの栗林さん、藤村さんも参加してくれてすごく良い思い出になりました!
湯布珪藻土だと傷がついても補修が簡単なんです」とニッコリ笑顔のT様。
秘密基地のような地下室
もともと和室だったという地下室は、板を貼って趣味を楽しむ隠れ家へと生まれ変わりました。
収納スペースとしてだけでなく、ご近所さんをお招きした小さな演奏会をひらくことも。
「新築に手を加えるのは抵抗があるけれど、リフォームだからこそ思い切って楽しめるよ!」
建物・空間紹介
取材後記
「家は建ててからがスタートです!」と楽しそうにお話ししてくださったT様ご夫婦。リフォームだからこそ柔軟なアイディアと手を加えられる面白さがあるのだなぁと、お住まいを拝見してしみじみ感じました。家のどこを見てもワクワクがとまりませんでした。今後はお庭ももっと充実させていきたいとのことで、T様のさらなる暮らしの変化がとても楽しみです。(記:広報 吉川)