多様な種類、新しい作物へのチャレンジ
日当たりの良い縁側で笑顔で迎えてくださったのは小山満さん。以前は埼玉県で教員をなさっていて、実は農業を始めたのは定年退職後だとか。周りを住宅が囲む3か所の畑でお一人で野菜を作られています。
「他の農家さんでは作っていないような、新しい作物にチャレンジしているんですよ」と語る小山さん。畑にはネギや白菜などのお馴染みの野菜の他にも、かつお菜・紅菜苔・千宝菜・おかのり・ケール・山芋・タラの木・・・と、数えきれないほど。ご自宅の庭では井戸水をかけ流した田んぼに、クレソン・セリなどの有機栽培もされていて、たい肥へのこだわりも持っていらっしゃいました。実際に畑にも案内して下さり、100種類はありそうなほど沢山の野菜が並んでいる様子にとっても楽しくなりました。
「百姓の“百”には“たくさん”という意味があって、その名の通りいろんな農作物を育てていきたいと思ってね」と小山さん。