木の家づくり100Taiken
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GREEN HOOP MARKET に 「大工の手」屋台が登場!
みんなの輪でつくるマーケット、その最初の1日を訪ねて
- 体験名:
- 緑と風、光に満ちた広場で開催されるマーケットの魅力を体感
- 話し手:
- 相羽建設 広報
伊藤夕歩 - 場 所:
- GREEN SPRINGS(東京都立川市緑町3番1)
Taiken
立川の話題のスポット「GREEN SPRINGS」で開催されている、「GREEN HOOP MARKET」で小泉誠さんデザイン、相羽建設製作の屋台が活用されています。今回は9月に初開催された様子をレポートします!
緑が溢れる広場に屋台が集結。 わくわくと出会うマーケット。
立川の話題の複合施設「グリーンスプリングス」。中庭のような広場を、ホテルやオフィス、ショップ、レストラン、ホールなどが取り囲むように建てられています。この緑に溢れ、風が通り抜ける気持ちのいい広場に、各地からこだわりのお店が集まり開かれる「GREEN HOOP MARKET」で小泉誠さんデザイン、相羽建設製作の屋台が使用されています。
道の脇にずらっと並ぶ、白く透ける屋根。ナチュラルな木製の屋台にこだわりの品々が並び、緑陰ちらつく店先で多くのお客様が店主と楽しく話をしながらお買い物を楽しんでいる様子は、さながらヨーロッパのマルシェや、蚤の市のよう。
みんなで輪をつくるマーケットの魅力を体感
出展されているものは様々で、アンティークの生活道具やクラフト、ビンテージファッション、洋食器、植物や野菜などなど、眺めているだけで楽しいマーケット。
屋台の使い方は出店者によって様々で、天板だけでなく裏側の収納部分にも作品や商品を陳列されている方もいました。また屋台から溢れだすようにテーブルや路上も使って商品をレイアウトすることで、街路がより一層華やかになり、魅力的な風景を作り出していました。
自然を感じながら好きなもの、好きな人との出会いがあるGREEN HOOP MARKET。人と人のつながりが生まれる機会や場所がある大切さ、木と手仕事でつくる暮らしの道具の可能性をあらためて感じた1日でした。
次回開催は近日中に発表とのこと。ぜひこだわりの品々をゆっくりお散歩しながら楽しんでみてください!
取材後記
東京都立川市の立飛グループが新しい複合施設「GREEN SPRINGS」をつくること、そこに集まる地域の人たちとの交流を深めるために定期的にマルシェイベントを計画していること……。そんなお話を家具デザイナーの小泉誠さんから教えていただいたのが2019年の春。それから立飛さんやプロジェクトに関わる皆さん、小泉誠さんと相羽建設で大工さんが作る屋台の計画がはじまっていきました。
施設がオープンした2020年春から、コロナ禍の影響もあり大きなイベントが開きづらい時期が続く中で、秋になっていよいよ「GREEN HOOP MARKET」が初めて開かれることに。たくさんの人たちがGREEN SPRINGSの広場を訪れ、樹々の緑の中で出店者の皆さんと屋台越しにお買い物や対話を楽しんでいる様子を拝見でき、とても感動しました。
敷地内には美術館と子どもの遊び場を中心とする複合文化施設「PLAY!」もあって、その空間設計を手掛けている手塚建築研究所の手塚貴晴さんが遊び場「PLAY!PARK」の館長を務めているそう。建築家が手がけた空間のその後にも一緒につながっていくという在り方も素敵です。ワクワクや楽しい体験がたくさんできそうな場所で、伊藤家でも子どもがもう少し大きくなったら行ってみたい!
話し手プロフィール
広報・わざわ座事務局
伊藤夕歩
相羽建設の広報としてainohaやWebサイトでの情報発信をしたり、最近はオンラインでのイベントや見楽会運営にも挑戦中です!