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本社がリノベーションされました!

つくる

本社がリノベーションされました!

話し手:
相羽建設(株)新築住宅事業部 | 広報
中村 桃子

Taiken

初めまして!広報部新人の中村 桃子です。
リノベーションされたばかりのオフィスは空間の各所にお家づくりにも役立ちそうな工夫がいっぱい!
それもそのはず、「私たちが普段取り組んでいる建築を自分たちの職場づくりで体感する。」というのもこのオフィスリノベーションの目的の一つなのです。

空間構成などスケールの大きなことから、私のお気に入りポイントなど細部にいたるまで、学生時代に家具デザイナーの小泉誠さんのゼミに所属していた経験を生かし、数回に渡ってご紹介していきたいと思います!

私はとてもラッキーなことに、ちょうどリノベーションが終わった時期に相羽建設に入社しました。
毎日すべすべの木のデスクで仕事をすることを楽しみに出社しています!

まず、公開中のYouTube「小泉誠×相羽建設 本社リノベーション」をまだ見ていないという方はぜひご覧ください!

柔らかなオフィス空間

リノベーション後の社屋の「木に包まれているような空間」という印象は、おそらくライティングも要因の一つになっています。


館内は、いわゆるオフィススペースのパキッとした蛍光灯の光ではなく、日中は自然光との境界を感じさせないような自然で柔らかな光、夕方から夜になるとパソコンのブルーライトで疲れた眼に優しい、間接照明の反射光に空間が包まれるようになっています。


露出したライトは最小限に留めており、ほとんどが壁や床に反射させているのです。




まずは受付カウンターです。
以前はカウンターの上に、パンフレットや資料など所狭しとならんでいたそうですが、この通りすっきりと「見せる」スペースを設けています。こんなに小さな空間でも、ライティングが一役買っています。




次に階段のライティングです。
天井にはあえて照明をつけず、手すりに照明を仕込んでいます。
階段ならこれだけ足元を照らせれば十分です。
(たしかに映画館でも非常灯として足元を少しだけ照らすライトがついていますよね!)




こちらは相羽建設本社のアイコンとなるような1階共有スペースの大胆な間接照明です。

実際どのようにライトが仕込まれているのかというと…

こんな感じです!ちょっと埃が溜まりそうですが、溝がないので埃取り用のモップでささっとお掃除できます。




こちらはエントランスを入ってすぐのギャラリースペースです。
展示にも直接ライトを当てず、「感じる」照明計画となっています。




最後にワークスペースです。こちらも、手元が照らせる落ち着いたライティングです。




そして…広報部として紙媒体を扱うことも多い私のお気に入りポイントはこちら!

プリンター設備のスペースだけはしっかりと色の見える光となっているのです!

心地良い明るさ

このように、「見せるため」「見るため」など、用途と人の動線によって細かく照明を計画されていることが、相羽建設本社の空間の居心地の良さをつくっています。


このこだわりによって良い意味でオフィスらしくない、仕事がしやすく暮らしやすい空間を演出しています。
これからお家を建てたい、リノベーションを考えているという方はもちろん、コロナ禍で働き方の改革中の方はぜひオフィスのリノベーションを考えてみてはいかがでしょうか!


私たちの新社屋のご見学、ご相談もお受けしております!

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オフィスリノベでワクワクする事務所に!|相羽建設本社改修 家具デザイナー小泉誠さんによる解説

2021年7月に竣工した相羽建設の本社リノベーション。完成した事務所空間を家具デザイナーの小泉誠さんが解説!
「集中・交流・共有」の3つの空間づくりで生まれ変わり、ワクワクする工務店の拠点となりました。家づくりの職人の手仕事や自然素材を活かした空間、ぜひご覧ください。

設  計:小泉誠+Koizumi Studio+相羽建設
施  工:相羽建設株式会社
家具計画:こいずみ道具店
照明計画:株式会社たけでん 高野雄介
造  園:KOBAYASHI KENJI ATELIER 小林賢二

写真 西川公朗(プリンタースペース写真のみ相羽建設広報部撮影)

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