木の家づくり100Taiken
みる
第4回「土地の現地調査」|いとう家の家づくり
広報の伊藤の家づくりコラム第4弾
- 体験名:
- 土地の現地調査
- 話し手:
- 広報
伊藤 夕歩 - 場 所:
- 土地(現地)
- 設 計:
- 小泉誠+Koizumi Studio
Taiken
こんにちは!前回のコラムからだいぶ期間があいてしまいましたが(汗)、いとう家の家づくりをご紹介します。今回は「土地の現地調査」についてです!
肌で感じとる、その土地の特性
2020年5月、設計を依頼した小泉誠さんとKoizumi Studioの皆さんに初めて土地を現地でご覧いただきました。
太陽の光の入り方を調べるために早朝から現地入りし、朝日を浴びながらパンとコーヒーで朝食をとる皆さん。一見優雅に見えますが実はこれが重要で、その土地特有の風の流れや日の傾き、時間ごとの変化を肌で体感することは後の設計に大きく関わってくるのだそう。
僕もはじめて早朝の土地の様子を見ましたが「こんなやわらかな光が差し込む中で朝ごはんを食べられたら気持ちが良いだろうなぁ」「早起きが苦手な僕でも、朝起きるのが楽しみになりそう!」など、リアルな暮らしの想像が膨らみました。
周囲の家との調和を大切に考える
事前に家づくりの要望をお伝えし、土地の様子を撮影した動画をお送りしていましたが、現地調査では土地の寸法や形状の確認とともに、周囲の家の玄関・窓の位置や距離感なども確認します。新しく家が建つことで、隣接する家の日当たりや窓からの眺めを遮らないようにするためです。これも実際に現地を見なければ分からない大事なチェックポイント。
「お隣の家の窓に屋根が重ならないようにしよう」「北側には視線の抜け感があるね」と話しながら、土地の敷地図にメモしたりスケッチをササッと描いていく小泉さん。「今日はまだ秘密!(笑)」ということで、どんな内容なのか詳細はわからず遠巻きで見守る僕たち(とっても気になる!!)。
小泉さんとスタッフの皆さんの真剣な意見交換にはピリッとした緊張感がありつつも、周囲の家の住まい手さんへの配慮も丁寧に考えてくださり、あたたかみを感じる現地調査でした。
いとう家の住宅
取材後記
次回、「プラン提案!!」
プランをお披露目いただいた後、間取りの微調整や使用素材などを何度か小泉さんとすり合わせながら、最終的なプランが確定しました!次回はいよいよ着工です。