木の家づくり100Taiken
つくる
第7回「基礎工事からの上棟!!」|いとう家の家づくり
広報の伊藤の家づくりコラム第7弾
- 体験名:
- 基礎工事・上棟式
- 話し手:
- 広報
伊藤 夕歩 - 場 所:
- いとう家の住宅
- 設 計:
- 小泉誠+Koizumi Studio
- 施 工:
- 相羽建設
Taiken
いよいよ家が目に見える形でできあがっていく様子をご紹介します!
建物の要!丈夫な基礎づくり
2022年6月後半〜7月前半にかけて、基礎工事が行われました。まずは鉄筋を組んでコンクリートを流し込むための型枠をつくります。相羽建設ではベース(床)部分と立ち上がり部分を一度にコンクリート打設するため、より強度の高い基礎となります。その場合、職人さんが手作業で金具を巻いて仕上げるのだそう。
背筋工事の後はコンクリート打設。ミキサー車に専用のホースをつなぎ、型枠の中にどんどんコンクリートが流し込まれていました。こんなに間近で見るのははじめてで、その迫力に圧倒されました!
職人さんの工夫と手仕事によって丈夫な基礎が完成するのだなぁと実感!コンクリートが固まったら、その上に土台となる木材を敷いていきます。土台敷きが終わるといよいよ上棟に向けて、周りに足場が組み立てられていきます。
7人の社員大工さんにより上棟!!
7月14日、ついに上棟です。上棟では建物の基本構造を完成させ、家の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけます。普段は一つの家を1〜2名の大工さんが担当しますが、上棟時はたくさんの大工さんに応援に来ていただき、柱や梁を組み上げます。
いとう家を担当していただく棟梁の小林優太さんを中心に、7人の若手大工さんたちによりできあがっていく骨組み。木の香りやトンカン組み立てる音、大工さんたちの元気の良い掛け声が聞こえてきて、活気溢れる現場でした!
そしてメインの棟木を僕たちも一緒に取り付けさせていただくという貴重な体験も!金槌で叩きながらはめ込んでいくのですが、片方を叩くともう片方が反動で浮き上がってきてしまい、なかなか難しい力加減。大工の志村さんにフォローしてもらいながら組み上げることができました。皆さんのおかげで無事に上棟し、感謝の気持ちでいっぱいです。
いとう家の住宅
取材後記
次回、「屋根工事&上棟式」
家の骨組みが完成し、いよいよ全体の形が見えてきました!次回は、上棟式やいとう家の外観の特徴となる下屋の屋根工事の様子をご紹介します。