木の家づくり100Taiken
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木の家づくりの現場一大イベント「上棟」
しまだ設計室「つみきハウス」の現場で上棟の様子を見学
- 体験名:
- 上棟
- 話し手:
- 広報
伊藤 夕歩 - 場 所:
- つみきハウス
- 設 計:
- しまだ設計室
- 施 工:
- 相羽建設
Taiken
先日、しまだ設計室の島田貴史さんが設計、相羽建設が施工をさせていただいている「つみきハウス」が上棟を迎えました。
現場管理を監督の阪出拓実さんが、棟梁を大工の徳武義訓さんが担ってくださいます。営業の新さんから、島田さんと住まい手のKさんご家族がとにかく打合せでたくさん話し合っていて、楽しく積極的に相談しているんだよ……とお聞きしていましたが、上棟を迎えている現場へ伺う機会をいただきました。
たくさんの大工さんが集まって組み上げる上棟
秋晴れの空の下、徳武大工さんとともにたくさんの大工さんが上棟にかけつけてくださり、息を合わせながら構造材を組み上げていき、建物の形がどんどん形作られていきます。今回の構造材は東京の木(多摩産材)が使われています。
ちょうどお昼過ぎに建主であるKさんがお父様を連れて現場にお越しくださいました。
構造が組み上がっていく様子を見たお父様が「すごいなあ、できてきたなあ」とKさんへ誇らしそうにお声をかけて、照れくさそうにKさんが笑顔でうなづいている様子はとても素敵でした!
Kさんはご主人が浦和のご出身で、この日はお父様を浦和までお迎えに行って、現場近くの今のお住まいによってから現場まで歩いてきてくださったそうです。
土地探しをしていくつか見ていた中で、ちょうど住んでいる場所の近くで土地が見つかり今に至ります。
この日は相羽建設の現場の様子を伝えるための動画撮影で、監督と棟梁の二人にインタビュー。
現場監督の阪出さんは島田さん設計の現場を初めて担当されることになり「島田さんをはじめ設計事務所さんの仕事をご一緒する中でたくさん学びたい。最終的に住まい手のご家族の皆さんに喜んでいただけるようにがんばります!」と意気込みを話してくれました。
棟梁の徳武大工さんは島田さんとの協働を何棟も重ねてきている中で「現場ごとに図面を読み込んで設計の意図を感じ取り、それをいかに形にしていけるかを考えています。今までの現場の中で、『(一生懸命に取り組むことで)思いはご家族に伝わるんじゃないでしょうか』と言ってもらったことが印象的です」と話してくださいました。
完成は2024年春。冬に向けて寒さが増していきますが、安全に気をつけながら現場の工事が進んでいきます!
話し手プロフィール
広報・わざわ座事務局
伊藤夕歩
相羽建設の広報としてainohaやWebサイトでの情報発信をしたり、最近はYouTubeで暮らしや家づくりについての撮影・配信にも挑戦中です!