工務店で、文化祭?
相羽建設は、住まい手さんをはじめ職人さんや地元のお店の方、地域の作家さんや農家さんなど、今までたくさんの方々の応援やご協力によって支えられてきました。
そんな素敵なつながりを活かせる機会をつくれたら・・という想いから、いろいろな方が気軽に参加できる”文化祭”というかたちでイベントを開催しようと考えました。
テーマは、食とクラフトと本。どれも木の家の暮らしを素敵に彩ってくれるものたちです。
この3つのテーマにちなんだお店の屋台がつむじに並び、新しい風景を見せてくれました。
当日は200名を超える方にお越しいただき、秋晴れの空の下、終始賑やかな雰囲気となりました。
食とクラフトと本
最近では、つくり手の人の顔が見えたり、直接お話しできる機会ってだんだん減ってきていると思います。
沢山の想いが詰まった手しごとの食べ物や作品のつくり手さんの顔が見えると安心だし、ずっと大切にしたいと思えるんじゃないかなと私は感じています。
今回のイベントでは、お客さまにも手しごとでつくられた食べ物や作品に触れていただき、とても嬉しい機会となりました。
屋台での販売やワークショップを通して、つくり手のスタッフとお客さまが会話して、様々なところで笑顔が生まれる風景はあたたかい特別なものでした。
こういったつながりが普段の生活にも染みだして、自分たちが住んでいるまちでの毎日が、より豊かになるといいなと思います。
楽しい体験が沢山ある街
つむじに沢山並べられた屋台のデザインは、国立の家具デザイナー小泉誠さんによるものです。
秋晴れの空にとても映える屋台で、つむじの庭に新しい風景を作ってくれていました。
最近では「自分たちの住むまちをより楽しい場所にしたい」と、まちを盛り上げる活動がどんどん増えてきているように感じています。それも、代々続くような大きな規模のお祭りだけではなく、商店街や団地、ご近所さん同士など小規模単位で開催されるイベントも多いですよね。
そんな、沢山の楽しい体験ができるまちって、新しい出会いや発見があったりして日々の暮らしが豊かになり、とても魅力的だと思います。
住んでいるまちで行われているイベントに出かけるのもいいですが、たまには自分の趣味や特技やお気に入りのものなどをまちに向けて少し発信してみると、自分の住むまちをより好きになれるかも知れません。
今回、つむじの会場に並べた屋台も、少人数でも気軽にイベント出展ができたり、自宅で”住みびらき”を楽しんでもらいたいという想いも込められてつくられています。
今後、自分たちの住むまちが、より住みたくなるまちになるように、この屋台がそのまちでの活動のキッカケとなったらいいなぁと思っています。