建て主さんご夫婦と家づくりの話をする中で
「堅固な建築で、愛せる道具のような家」
「こもれる居心地の良さ」
「散らかしてそのままでも大丈夫な工房的スペース」
といった言葉が印象的でした。
検討を進める中で、箱型のシンプルで頑丈な骨格の中に
籠り感のある家族の居場所が見え隠れしながら点在している空間が良いと考えました。
イメージしたのはツールボックスです。
箱を開けると段状のトレーが展開し、その中に工具や釘、ビスなどものづくりに使うものたちがぎっしり詰まっているような感じです。
そこで「TOOL BOX ハウス」という名前を付けました。
ものづくりが生活の一部になっている
建て主さんご家族にぴったりです。
今回はオンライン見楽会と現地見楽会、両方での開催です。
オンライン見楽会では設計者・島田さんからこだわりのポイントをじっくり解説頂く予定です。またチャット形式で質問もできますので、是非お気軽にご参加ください。
また現地見楽会では各回2組限定の開催ですので、じっくりと細部までこだわりの空間をお楽しみいただけます。
まずは気軽に設計者のお話を聞いてみたいという方から、実際に空間を体験して家づくりの参考にしたいという方まで、ご要望に合わせてオンラインとオフラインからお選びください。
建築家プロフィール
1970年大阪生まれ
筑波大学芸術専門学群環境デザイン専攻卒業
京都工芸繊維大学デザイン工学科造形工学専攻修了
(株)プレック研究所にて主に自然公園、都市公園等の建築、
ランドスケープの計画・設計に従事
2008年 「しまだ設計室」開設
一級建築士、登録ランドスケープアーキテクト
2020年より明星大学建築学科 非常勤講師
しまだ設計室