お施主様はご夫婦とも建築設計のお仕事をされており、
基本設計はお施主様、実施設計は相羽建設の形で進めたものになります。
■STORY■
森の中に絨毯を敷いて、テーブルセットを置くように、開放的でありながら、包まれた居場所を目指しました。
親夫婦と子供家族の二世帯が、一つの家に住まうというかたちです。
プライバシーを確保したい囲まれたゾーンを四つ、家の四隅につくり、そのゾーンに囲まれるように家の中央に共用スペースを設けました。共用スペースのスリット窓から公園の木が見え、開放的でありながら、包まれている居場所をつくりました。
OMソーラーのパッシブエアコンを採用し、全館空調とすることで、家のどこにいても居心地の良い計画としました。
開く居場所と閉じる居場所が隣り合わせにあり、住まう人が空間を結び、連続した体験がシーンとなる二世帯の住まいをつくりました。
パッシブエアコンは、パッシブデザインの要素を採用した家の小屋裏に設置され、ダクティングにより冬は床下から暖房を、夏には天井から冷房することで屋内の温熱環境を一年中快適に維持します。
建築と空調設備が一体で計画されることで、屋内も屋外もすっきりと収まり、そのうえ煩わしい日々のお手入れも1台分。これからの暮らしを、シンプルで快適なものへ導きます。
*ご予約の際は ●ご希望の時間 ●ご来場の人数(大人・子ども)をお伝えください。