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空き家セミナー&相談会「空き家を生かして元気な町に」(終了)

空き家セミナー&相談会「空き家を生かして元気な町に」(終了)
  • 家づくりを知る
  • 終了
日付
2023年2月11日(土)
時間
10:00-11:00/11:00-12:00
会場
東村山駅西口サンパルネ内:コンベンションホール(ワンズタワー2階)…東京都東村山市野口町1丁目46番地ワンズプラザ内
参加費
無料
定員
30名
その他
お申込み先▶︎ 042-395-4181(相羽建設株式会社)まで

*どなたでもご参加いただけます。
主催:相羽建設株式会社|株式会社スピーク
後援:東村山市

建物の使い⽅や処分のしかた、悩んでいませんか?

いま、若い世代にはライフスタイルやワークスタイルの変化から、都⼼を離れ、郊外の豊かな生活環境を楽しむ暮らしをしたいと考える人たちが増えています。そんな若い世代に空き家を貸すことで建物を生かし、地域に良い循環をつくり出すための、空き家や建物の活用方法をお伝えするセミナー&相談会を開催します。

一般的に古い建物は貸せないと思われていたり、貸すためには高い費用をかけて改装が必要になったりしますが、実はお金をかけずに若い世代のニーズに応える貸し方が可能です。
本セミナーでは、独自の視点で不動産を紹介するウェブサイト「東京R不動産」を運営し、物件の仲介や空き家活用や地域の活性化に取り組んでいる千葉敬介さんをお迎えし、空き家活用の事例紹介や、費用負担を抑えた活用方法の紹介、個別相談会を通して、まちを元気にする空き家の使い方をお伝えします。
大切な家を、次の世代に引き継ぎ、みんなで住みたいまちを一緒につくりませんか。

講師の千葉敬介さん(株式会社スピーク)
講師の千葉敬介さん(株式会社スピーク)
多様な可能性に満ちた空き家活用へ
多様な可能性に満ちた空き家活用へ

こんな方は是非ご参加ください

●空き家にお金や手間をかけたくない
●どんな人が空き家を借りるか知りたい
●空き家を売ることも含めて考えたい
●空き家の活用に興味がある

上記以外でもイベントに興味のある方は是非ご参加ください!

全国と東村山市の空き家事情から

総務省が2019年に発表した「平成30年住宅・土地統計調査」では、全国の空き家数は約846万戸で、空き家率(総住宅数に閉める空き家の割合)は13.6%となっています。同調査がはじまった1963年以降、空き家数・空き家率は上昇を続けています。日本の人口は2008年の1憶2,808万人をピークに減少し続けており、2022年1月時点で1億2544万人(概算値)まで減少しています。人口が減少する一方で総住宅数は増え、利活用されていない空き家も増えているのが日本の住宅の状況です。

全国の空き家数および空き家率の推移(1958〜2018年)出典:総務省「平成30年住宅・土地統計調査 調査の結果」
全国の空き家数および空き家率の推移(1958〜2018年)出典:総務省「平成30年住宅・土地統計調査 調査の結果」

東村山市でも、2022年に空き家実態調査の報告書が発表されました。
データを見ると、市内の空き家数は665件で、内訳は戸建住宅が549件(82.6%)、全室空室の集合住宅(主にアパートや長屋)が41件となっています。調査を通して、屋根や外壁に穴やヒビがみられたり、雑草や低木が沿道や隣地にはみ出しているなどの管理不全は少なく、利活用可能な空き家が多いという調査結果となっています。
[資料|東村山市空き家実態調査報告書(2022年版)]

東京の多摩地域で家づくりをする私たち相羽建設でも、新築のご相談だけでなく、相続をされた住まいの大型リフォームや、住まい手のご家族の仕事や生活の変化から、新しいオーナーへ仲介で売却するお手伝いをさせていただく事例も増えています。

東京R不動産って?

空き家セミナー&相談会の講師は「東京R不動産」(株式会社スピーク)の千葉敬介さん。
新たな視点で不動産を発見し紹介していくウェブサイト「東京R不動産」を運営されています。
面白い不動産や古い建物に価値を見出し、一風変わった物件でも人によっては宝物のような空間であったり、本当に欲しいと思っている人がなかなか出会えていない建物との出会いを生み出すべく、「東京R不動産」では日々膨大な不動産市場の中から魅力や価値を秘めた物件をセレクト・紹介し、リノベーションの提案もしています。

Webサイト「東京R不動産」は他にはない一風かわった物件を独自の視点で紹介する不動産メディア。「不動産のセレクトショップ」とも呼ばれ、2003年11月の立ち上げ以来、感度の高い人々から圧倒的な支持を得ている。
Webサイト「東京R不動産」は他にはない一風かわった物件を独自の視点で紹介する不動産メディア。「不動産のセレクトショップ」とも呼ばれ、2003年11月の立ち上げ以来、感度の高い人々から圧倒的な支持を得ている。

まちと人のつながりを生み出した「ニューニュータウン西尾久プロジェクト」

さらに、千葉さんと同ウェブサイトは、個々の不動産情報を紹介するだけでなく、まちに関わる活動にも積極的に取り組んでいます。その一つが「ニューニュータウン西尾久プロジェクト」です。

東京・荒川区の北西の端にある西尾久の商店街。かつては自転車で走れないほど多くの人で賑わっていたという長い通りはいつしかシャッター商店街となり、人影もまばらだったそう。

ここ数年でシェアハウスや「住み開き」という言葉が広がり、“個”に分断された暮らしではなく、人と人、人とまちがつながろうとする動きが生まれていた中で、千葉さんは「寂れてしまった商店街をわくわくするような場に変えていけたらいいのではないだろうか?」と考え、プロジェクトにふさわしい商店街を求めて東京中を歩き回って西尾久のまちに出会いました。
街を変えたいという思いで動いている人たちが商店街の中にいたこと、まちの人たちの気風がオープンだったことに大きなポテンシャルを感じ、「ここに人が集まりたくなるお店や場所をつくろう」と千葉さんと東京R不動産の運営メンバーが2019年から活動をスタート。商店街の一角にあった5つの空き店舗を改修し、食堂とコミュニティスペース「おぐセンター」を東京R不動産が運営。食堂にふらっと訪れた人が食事をしたり、子ども連れの女性が集まって教室を開いたり、お茶を飲んでおしゃべりができる場所に。
おぐセンターの向かいの店舗で新しくカフェを開くことになったご夫妻とカフェを共同で運営したり、他の店舗も賃貸として紹介し、一緒に西尾久のまちを盛り上げてくれる仲間を募集していったのです。

「まちに飛び込んで、楽しく使おう!」と商店街の空き店舗を改修・活用して、まちの人たちが集うコミュニティのハブとして生まれ変わらせようというこのプロジェクトがはじまって3年。
まちを盛り上げようとがんばってきたお店の方々や千葉さんと「ニューニュータウン西尾久」のプロジェクトをきっかけに、まちに興味を持って訪ねてくれる人が増え、さらに自分もまちに住みながら、暮らしと仕事に楽しみながら携わる人も。人とまち、お店や活動の新たなつながり方、関係の連鎖が着実に生まれています。

ニューニュータウン西尾久の取り組みが紹介されている記事「東京感動線|商店街から始まるちょっと懐かしい未来のカタチ」(メディア運営:JR東日本)もぜひご覧ください。
https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/contents/town/040.html


Webサイト「東京R不動産」を運営する千葉さんと(株)スピークは、2020年から荒川区と連携、さらに2021年からはエリアリノベーションの業務も加わり、地域に向き合って活動する民間事業者やプレイヤーと連携し、地域を楽しくする活動や空き家の利活用の促進に取り組んでいます。

「空き家」の活用方法、みんなで考えてみませんか?

相続で空き家を保有することになった方でも、なかなか活用できていなかったり、空き家のままにしていることで毎年固定資産税が課されてしまったり、管理に不安を感じている場合もあるのではないでしょうか。
一方で、空き家を中古住宅として購入したりや居住や利活用に関心を持つ方も増えています。空き家のオーナーの方の立場で「売る」「貸す」、利活用に関心がある方であれば「買う」「住む」「使う」など、空き家をどのように利活用していくか、一緒に考えてみませんか?
私たちにとって欠かすことのできない「住まい」。空き家を活用することで、個人の暮らしだけでなく、地域やまちの活性化、社会問題の解決にもつながるかもしれません。

お申し込みはこちら

お申込み先▼
042-395-4181(相羽建設株式会社)へお電話ください
受付時間:午前9時00分から午後5時30分


【セミナー概要】
空き家活用セミナー&相談会「空き家を生かして元気な町に」
日時:2023年2月11日(土)
時間:午前10時〜 空き家活用セミナー/午前11時〜 個別相談会(希望者)
登壇:東京R不動産(千葉 敬介 氏)
会場:東村山駅西口サンパルネ内コンベンションホール(ワンズタワー2階)
…東京都東村山市野口町1丁目46番地ワンズプラザ内
定員:先着30名
主催:お問合せ先…相羽建設株式会社…042-395-4181(遠藤)/株式会社スピーク…03-5988-7123(千葉・山岸)
後援:東村山市

会場

東村山駅西口サンパルネ内コンベンションホール(ワンズタワー2階)

東京都東村山市野口町1丁目46番地ワンズプラザ内
当日のご連絡先:090-7738-2593

講師プロフィール

千葉 敬介氏|株式会社スピーク

不動産を新たな視点で紹介するウェブサイト「東京R不動産」の運営を通し、物件の仲介をはじめ、空き家活用、地域の活性化、団地再生などに携わる。まちや建物の新しい使い方を探る実験的なプロジェクト「ニューニュータウン」、渋谷区で空き店舗を活用し地域を活性化する「渋谷Local Street Project」などを手掛ける。最近は郊外エリアに注力し、地域の事業者やコミュニティとの連携による、新たな手法での住環境づくりに取り組んでいる。

https://www.realtokyoestate.co.jp/