「カヅノキハウス」は1階、地下はコンクリート造、その上に木造の2階を載せた混構造の建物です。1階よりも2階をひとまわり大きくつくることで、日差しや雨を避ける軒下のような空間がぐるりと建物周囲にまわります。
1階のアトリエは通り側に大きな窓を設けています。仕事で打ち合わせをしている様子が外から垣間見えて、まちなみに親近感をつくり出すと考えました。
2階には家族が過ごすスペースを配置した、いわゆる「2階リビング」になっています。斜め天井のおおらかな空間に、籠り感のあるソファスペースやスタディスペースなどの居場所を設えて、家族のちょうどいい距離感を考えました。
地下には寝室、子ども室など個室を設けています。子ども室の南側にはサンクンガーデンを設けることで、室内に自然光や風を取り入れています。
○自然素材の家が経年変化でどのような表情になっているか。メンテナンスは大変か?
○15年目のリアルな暮らしぶり、こだわりの設計ポイントは住んでみてどうだったか?
○緑のある暮らしの豊かさとは?一方で植物の世話にかかる手間はどんな感じか?
○ペレットストーブの体験 使い勝手やメンテナンスについても知りたい
○建築家との住まいづくりはどのような特徴があるのか?実際の進め方は?
建築概要
構 造 : 木造・コンクリート造の混構造
家族構成 : 夫婦・子ども2人
敷地面積 : 119.36㎡/36.17坪
延床面積 : 125.19㎡/37.93坪93(地下部含む)
施 工 : 相羽建設(和田監督 益子棟梁 高橋棟梁)
植 栽 : 秋津園芸
設 計 : しまだ設計室
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1970年大阪生まれ
筑波大学芸術専門学群環境デザイン専攻卒業
京都工芸繊維大学デザイン工学科造形工学専攻修了
(株)プレック研究所にて主に自然公園、都市公園等の建築、
ランドスケープの計画・設計に従事
2008年 「しまだ設計室」開設
一級建築士、登録ランドスケープアーキテクト
2020年より明星大学建築学科 非常勤講師
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