小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

季節庭造り植物

ジンチョウゲ

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つむじに植えた150種類を越える植物の中で、残念ながら枯れてしまった木が2本。
すこし陽当たりが良すぎたかなと、植えた場所を反省しているカネコゲンカイツツジと、成木の移植は難しいジンチョウゲ。
高さ40cmぐらいの苗木の植付けは、通常そんなに難しくないのですが、突然枯れてしまうことが間々ある木ではあります。

移植は難しいジンチョウゲですが、挿し木は簡単で活着率も100%に近く、挿した翌春には花をつけます。
たった一輪でも、近くを通れば程好い香りが漂ってくる、お薦めの楽しみ方。
と、ここに書こうと思って去年の春に挿しておきました。
もともと気の長い性質ですが、直物と付き合っていると、一層気長に待つ事が平気になってくるようです。
好い事だと思います。
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このこたちの親、私の庭のジンチョウゲ。
これも挿し木から育てて14年目。立派になりました。
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そんなジンチョウゲ不在の「つむじ」の3月。
早春の黄色い小花たちがスタンバってました!

トサミズキ
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シロモジ
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アブラチャン
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いよいよ春本番です。

小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。