小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

季節庭造り植物

夏の終わりの白い花

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私に夏の終わりを告げる花、タマスダレとニラの花。
感じるのは秋のはじまりではなく、夏の終わりです。

この二種なのは、私の庭にずっとあるからと、つむじにもあるから。

ただいま満開なのはタマスダレ、
夏の間にバチッと百日咲くサルスベリが終りの頃に咲き出して、季節の変り目の儚い印象もありますが、花期が短いわけではありません。一輪一輪は2〜3日の短命ですが、花茎が次々に立ち上がって花の季節は長く楽しめます。
水仙のように細い葉茎が連なる様子を簾に、蕾か花を玉飾りに見立てて「玉簾」。
簾のように列植させると、なるほどなぁ・・という趣に。

▼こちらは、昨春に造園した高崎にある庭のタマスダレ
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2週間前に立ち寄った時の写真です。
今頃はもっと咲いているかも。
来年はもっと増えているかも。
放ったらかしでも良く増えます。

 
小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。