小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

庭造り植物

つむじのコバノズイナ

saraheve

伊礼智さん設計の住宅「i-works2015」。
リビングと和室を屋外でつなぐウッドデッキを中心に広がる庭。二つの居室の窓からの風景とデッキに注ぐ風と光と、大らかな広がりを作りながらも、ゆるやかに二つの庭を分けるようなイメージで植えたのが、コバノズイナ・サライブ。普通のコバノズイナに比べて赤味を帯びる花で、もう一つの特徴はやや立ち上り気味に育つ姿。それを活かすようにデッキに沿って二株植えました。
徒長枝やひこばえをたまに整理する必要はありますが、大きくなっても背丈ぐらいで、小さな空間に合せて上手に育って、花も良く紅葉も楽しめるお薦めの低木です。
   
▼去年植えたばかりの冬の景色

saraheve2
▼小泉誠さん設計の「舎庫」に植えたコバノズイナ。黒壁に似合う爽やかな白花と葉色です。

kobanozuina1

小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。