小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

季節庭造り植物

桜の前の雪柳

庭のユキヤナギがいよいよ効いてきました。

桜開花の直前、よその広い庭のコブシやモクレンの白花を眺めながら、ジンチョウゲの3月の香も道すがら楽しんでアトリエに来ると、ユキヤナギはうちのが一番キレイだとガーデナーの心を満たしてくれる?景色です。

背丈ほどの大株に育てているのと、小さく管理して混植の中で育てているのと。
庭の東と西の端で春の訪れをつげています。

花が終わった直後に株元まで切り戻しても、花芽をつける夏前までには1mぐらい新しい枝が伸びてきます。
その後は余程気になる枝を切るぐらいで、放ったらかしにした方が翌春の花の景色はキレイに仕上がるようです。

こぼれ種で増えてあちこちで花を咲かすのも庭の面白味。

花後にアブラムシが出現するのと、多少の手入れはした方がいいのと、最初から形のいい材料ではないので造園直後の風景にさほど効果的でないからか、、出番は控えめな木でしたが、今更見直してプランにユキヤナギの文字が増えているかもしれません。

落葉樹が芽吹く前の庭を静かに彩ってくれます。

☆☆☆

KOBAYASHI KENJI ATELIER
Website:https://kobayashi-atelier.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。