小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

庭造り植物

山の土は玉手箱

数年前、めずらしく自分用に山取りの木(ヤマモミジ)を購入して庭に植えたら、根鉢からヤマツツジとハクウンボクが出てきました。
ヤマツツジは根締めとして素晴らしい味をだし今後の成長にも期待は膨らみ、
順調に伸びてきたハクウンボクの活かし方を迷った結果、株立だったヤマモミジの1株を根元から切って空間をハクウンボクに与えて風景を刷新中です。

丸い大きな葉がハクウンボク、
エゴノキの仲間ですが、私が仕事で使った経験は、何十年も前に師匠がデザインしていたランドスケープの植栽計画の凡例に「ハクウンボク」と書いた記憶と、数年前にお客さんがお持ちだった鉢入りのハクウンボクを計画に加えた2例ぐらい。
大きく育つ木なので、この借家の庭暮らしが長くなれば、やがて主役に躍りでるのかもしれません。

今年は香りも良いらしい花も見せてくれそうで、ちょっとワクワクしています。

山の土は玉手箱のよう。

☆☆☆

KOBAYASHI KENJI ATELIER
Website:https://kobayashi-atelier.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。