造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。
アメリカロウバイ

小さな庭に新しい植物を増やしたくて仕方なかった若き頃、これを買った時の拙文です。
*アメリカロウバイ*
マダムたち御用達のスーパーマーケット「K」の瀟洒な園芸コーナー。 少々お高く、毎日のように前を通りながらここでは買うまいと思っていたが、ついに触手が伸びてしまった。今年の春先から品揃えが私の琴線に触れ始めていたのは間違いない。3月の初め頃、形の良い株立のクロモジが数株並んだ。小さな庭で育て始めるには程好いサイズで、Kにしては手頃な値段で、数日買おうか迷っているうちに恰好の良い品から無くなっていくのはよくある話し。時期を逸してあきらめた次第。
いいものを見つけたら手に入れようとリストアップしていたもうひとつ「アメリカロウバイ」。北米原産ながら茶花にも使われるという渋い個性のある花に惹かれていた。3.150円でKに登場。このまちまで運んでもらった費用を考えれば高くはない。クロモジのときのような迷いはなく、若干の悔いと反省もあったのですぐに購入して、丁寧なラッピングをしていただいて、自転車で運ぶには目立ちすぎる立派な株を大事にかかえて、やってきましたアメリカロウバイ。
植える場所がない。
よくある話し?


手に入れた時は知らなかった、根茎を伸ばして新しい株をつくって増殖するタイプ。
2度の引越しを経て、この庭でも広がりつつあり、適度に間引きながら活かしています。
類似のクロバナロウバイは香があるようで、こちらは香らないことも後で知りました。そのためか、、若い頃に惹かれた時ほどの興味は失いつつあり、手入れに若干のテクニックもいるような気もするのでお客さんの庭づくりで採用したことも数える程。
売りたいほどに増えてはきました。。

秋の黄葉がキレイに仕上がると儲けた気になります。

☆☆☆
KOBAYASHI KENJI ATELIER
Website:https://kobayashi-atelier.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/


