小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

季節植物

道草

今日は仙川、相羽建設の新築住宅の現場調査でした。

私、車を運転しない珍しい造園屋として認知されている?かどうか、、
移動はいつも徒歩と電車🚃

車道が嫌いなのと、いつでもどこでも呑めるようにと?
歩きながら得られる出会いや発見を糧にしているのと、道草が昔から好きだから。

アトリエから谷保駅に向かう甲州街道沿いで揺れていたヘラオオバコに足を止めて、今日は道草を気にしながら歩こうと思って出かけたのでした。

ヘラオオバコ
ムラサキツメクサ

さて、仙川駅で降りるのは知人の陶芸展に出向いて以来、たしか10年ぶりぐらい。
その時の会場だった仙川アベニュープラザの裏手が目的の現場。
(安藤忠雄ストリートで有名ですが、ここは中地さんという建築家の作品)

敷地は見事に雑草に覆われていました。
剥き出しの大地を放っておけば自然に緑に覆われてしまうのは、日本のいいところでしかないと思います。

現場周辺の状況を確認して造園のイメージを膨らませて、久々の仙川を少し歩いてから戻って、近くの谷保天満宮などで道草しながらスズメノカタビラなどを撮って、エノコログサを取って、
道に生えてる草をちょこっと摘んで持ち帰って根ごと入れて数日楽しめるようにと作って名付けた「道草の器」を久々に活用で、エノコログサを活けました。
という巻。

スズメノカタビラ
オオイヌタデ
エノコログサ
「道草の器」
庭からミツバも

そして、仙川の街角で色とりどりに咲いていたタチアオイ(立葵)。
花はアオイ科のフヨウやムクゲにも似ますが、タチアオイは木ではなく多年草。
今頃の季節に咲く草花は、花茎を長く立ち上げるのが多いなと歩きながら思って、次のお題はそれです!

タチアオイ

☆☆☆

KOBAYASHI KENJI ATELIER
Website:https://kobayashi-atelier.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。