小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

その他庭造り

手のひらの水鉢

tenohirano
かたちの良い自然石(丸っこい石)を探して、半分に切って(割って)水穴を穿って作る、小林好みの水鉢。
つむじにあるのは小泉誠さん設計の舎庫の前庭。小さな居場所にワクワクするような仕掛け盛り沢山の建築に呼応するように、歩いて数歩の舎庫へのアプローチに小さな飛石で実際以上の広がりをつくりだし、道すがらに手のひらぐらいの水鉢があったらちょうどいい、と思って手のひらを広げて探した玉石を半分に切って磨いた「手のひらの水鉢」。今朝行くと、丸っこい氷が出来上がっていました。しゃがんで眺める庭は別世界。だと、いつも思います。

↓こんな玉石を探します。
genseki
↓割って作った水鉢:新宿京王プラザホテル「懐石蒼樹庵」
soujyuan
↓切って磨いて作った水鉢:青梅の住宅
ohayo
半分に上手く切ると、残りの半分も使えます。
↓つむじの残り半分は、私の自宅の庭に。。
yagawa

小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。