小林賢二の庭百景

造園家 小林賢二さんによる、
四季折々の植物をご紹介する
スペシャルブログです。

庭の道具

てみ

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元々は、み(箕)と言うようですが、てみ(手箕)のほうが馴染みます。
古くから竹細工などで作られて農作業に用いられてきました。現在日本の造園現場で使われるのは、軽量で丈夫で安価なプラスチック製がほとんどですが、大らかで無駄のないカタチは庭の作業風景にあって嫌みを感じません。
雑草取りに、落葉集めに、栗石を入れて運んだり、芝の目土を入れて撒いたり、雪かきに使ったり、ちり取りにしたり、とりあえず「てみ」。
そんな、いつも大変お世話になっている「てみさんたち」を、撮りました。

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↓ジャン=フランソワ・ミレー『箕(み)をふるう人』
Mille

 

小林 賢二

小林 賢二
造園家

ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、街や生活空間にさまざまな風景を生み出している。1964 長野県上田市生まれ。1986 明治大学工学部建築学科(神代研究室)卒業。1989 桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。 剣持デザイン研究所、苑環境計画 勤務。1993 小林賢二アトリエ設立。