私たちらしく、暮らしを育てる箱の家
木造ドミノ住宅はシンプルな箱の家。構造がシンプルなので、ライフスタイルや家族の変化に合わせて間取りを自由に変えることができます。さらに、耐震性能やエネルギー性能の高い箱が、安心で快適な暮らしを実現します。
木造ドミノ住宅は、スケルトン(構造躯体)とインフィル(内装や設備)が分離された構造となっているため、家族のライフスタイルの変化に対応できる住まいになっています。
一般的な住宅は、間仕切り壁の中に構造上必要な柱等が入っているため、建築当初から間仕切り壁があり、将来的にも撤去することが難しい場合がほとんどです。木造ドミノ住宅は、構造上必要な内部の柱は、大黒柱1~2本とし、外周壁と床面の強度を上げた強い箱になっています。そのため、内部にはがらんどうな空間が出来上がり、子供の成長に合わせて部屋をつくる、子供が家を離れたら間仕切り壁を撤去して広々としたワンルーム空間をつくるなど自分たちに合わせて家を変化させていくことが可能です。
構造を徹底的に整理することにより、低コスト高性能を実現したスケルトンに、好みのインフィルを足していく事で、自分たちの予算に合わせて自分たち家族らしい家をつくり上げていきます。予算の少ない方であれば、とりあえずがらんどうなスケルトンをつくっておいて、インフィルは家族の成長に合わせてつくり続ける事も可能です。また、インフィルは家具や布で間仕切ることも可能で、セルフビルドでつくる事が出来ます。ショールーム『あいばこ』では間仕切り用の家具を販売しています。
ビンテージの家具や薪ストーブやアンティークな小物などなど好きなものに囲まれた愉しい暮らしが実現します。自分たちが良いと思った暮らしを諦めないで時間をかけて実現していく、そんな家族を応援する家です。暮らしと共に自在に変化していく完成図の無い旅に出てみませんか?
住宅では構造躯体よりも電気や給排水の設備のほうが早くに劣化してしまいます。そうしたときに、できるだけメンテナンスしやすいことが大切です。木造ドミノ住宅では、床下空間もがらんどうになっていることで、設備の更新がしやすいつくりになっています。また、部屋の外周には電気配線がまわる長押を取り付けていることで、配線の追加や更新、スイッチやコンセントの追加も比較的容易に行うことができます。
集成材でなく無垢材を、しかも国産材を用いて質の高い木の家を。そんな理想の木の家づくりを支える仕組みの一つが「地域材の利用」です。わざわざ遠くから運び込むまでもなく、近隣の山には森があり、良質の杉材があります。
その土地の気候風土で育った木は、輸送コストが抑えられるだけでなく、建てた後も長年、風雪に耐える力を持ち、さらにその土地の職人はその土地の木の熟練者でもあります。すなわち、「材と技の地産地消」と言うこともできます。それは作業効率を上げ、少ない手間で「質の良いリーズナブル」を目指す木の家として一つの提言でもあります。
ベーシックなプランにすることで、高い性能を担保しながらコストダウンを実現。木造ドミノ住宅ならではのスケルトン&インフィル構造のシンプルな箱空間だから、住まい手の工夫次第で多様なライフスタイルに対応出来ます。
3間×4.5間の延床面積27坪の空間をベースに、一階リビングや二階リビング、東西南北に設置できる玄関など、それぞれの土地の条件(形状や道路の方向)に対応しやすい「万能型」です。 地産材や自然素材をふんだんに用いて地域の職人がていねいにつくる木の家、「木造ドミノ住宅」です。