シンプルかつ上質で住むほどに味わいが増す住まい

「小さくても豊かに暮らす」「心地よさ」「自然素材」「考え抜かれた意匠と空間性」などを特徴とする建築家・伊礼智さんの設計手法を基に、相羽建設の設計スタッフが手がける心地よい空間。
内と外をゆるやかにつなぎながら、目に見えないものまでデザインに取り込み、シンプルかつ上質で住むほどに味わいが増す家「i-works」。

小さな家で大きく暮らす工夫

ゆるやかにつなぐ

心地よく感じられる場をつくるためには、周囲の景色や庭の自然をどのように取り込むかという敷地の“読み方”が大切になってきます。光を招き入れ、風の道をつくり、内と外がゆるやかにつながる場所をつくることで、コンパクトでも広がりを感じられる空間をつくることができます。

シンプルにつくる

シンプルであることは、何かをあきらめたり、小さくまとまったりすることではありません。暮らしを制限する要素をなるべくそぎ落として、必要なものを最大限に住みよくすることで、住まいとしての自在性や柔軟性が高まると考えています。

居場所をつくる

住まいには、家族とのつながりを感じながらも、ときにはひとりになれる場所も必要です。その答えは個室だけではありません。リビングにつながる小上がりの畳スペース、階段下のこもれるワークスペースなど、ちょっとした居場所をつくることで暮らし方や居方に広がりをもたせることができます。

i-works 基本仕様

床・壁・天井の仕上げ

床はスギやパインなどの針葉樹を採用。暖かく柔らかな足触りが特徴で、裸足で過ごされる方も多いです。
壁や天井は、月桃紙や薩摩中霧島壁で仕上げます。木材や和紙、土壁などの自然素材は調湿・消臭機能に優れているため、梅雨などの湿度の高い時期には湿気を吸収し、湿度が下がると湿気を放出します。

床・壁・天井の素材

造作家具・キッチン・浴室

家具はシナ 材で造作しスペースを無駄なく使うことができ、床や壁の素材とも相性良くまとまります。キッチンの天板は工場で特注。引き出しや扉は全て職人の手仕事によるものです。
浴室はハーフユニットバスを標準とし、サワラ板で仕上げます。浴室の壁材にサワラ材を使用していることで、浴室いっぱいに木の香りが広がります。

キッチン
洗面・浴室

窓まわり

樹脂サッシのほかに、アイランドプロファイル社の国産の木製全開口サッシをメインの開口部に採用します。ガラリ戸は柔らかく内外を隔て、窓を守るシャッターや雨戸の代わりとして採用することもあります。

全開口サッシ
障子
木製ガラリ戸

照明・手かけ

空間の雰囲気を大きく左右する照明。明かりの重心を低くすることで落ち着く空間になります。
引戸や引き出しの手をかける部分は、無垢材をルーター加工し、職人の手仕事でつくられたオリジナルの引手です。固さがありつつ手触りが滑らかなナラ材をおすすめしています。

照明
手かけ

あいばの設計スタッフが丁寧にヒアリング・設計します

新築住宅事業部|設計・部長

中村 健一郎(なかむら けんいちろう)

「余白を気持ちの余裕に」 要素を少なく、シンプルなデザインをつくる

まず考えるのは、街に“緑の点”を打つこと。家の余りのスペース、閉じたスペースを庭とするだけではなく、庭をどこに据えるか、庭の緑を室内にどう取り込み、内外が繋がる豊かな空間にできるかを考えます。また一住宅の緑が集まっていくことで街を豊かにしていく。そういう家を1軒1軒つくっていきたいです。

新築住宅事業部|設計

松本 翔平(まつもと しょうへい)

「機能以外のことも大切に」、イメージスケッチを何度も繰り返しながら住まいを考える

生活の様子、家や暮らしに対する考え方など、お客様のお話しを聞くのが好きです。話の中から暮らしのイメージを湧かせて、まずは手書きでスケッチしていきます。外観の佇まいを考えることと、間取りを考えることを行ったり来たりしながら、お客様の生活やその土地に合うものを見つけていくかたちで設計しています。

i-worksの設計考案者

伊礼 智

Satoshi Irei

「大工の手」のデザインを手がける建築家。1982年、琉球大学理工学部建設工学科計画研究室卒業。1985年、東京藝術大学美術学部建築科大学院修了。「丸谷博男+エーアンドーエー」を経て、1996年、「伊礼智設計室」開設。2005年より日本大学生産工学部建築工学科「居住デザインコース」非常勤講師。2012年「i-works project」として建築家・工務店・メーカーの協業による豊かな住まいづくりを立ち上げる。2013年「i-works project」、2014年「守谷の家」でグッドデザイン賞を受賞。