所在地
埼玉県さいたま市
構造
戸建リノベーション
改築面積
101.95㎡(30.84坪)
竣工年
2024年
設計者
太田礼美
撮影者
相羽建設
関連リンク
100Life

築50年の住宅を住み継ぐ
耐震・断熱改修で快適な終の住処

お父様の住まわれていた2階建ての木造住宅をリノベーションされたいとのご依頼でした。
階段で隔てられ孤立した既存のキッチンを、ご夫婦お2人で過ごすLDKの中央に配置し、家事動線が短くなるように配慮。トイレやお風呂などの水廻りをLDKから回遊できるようにして、老後はその一角にベッドを置きWIC・トイレなどの水廻りがすぐ近くになるように工夫しました。これでヒートショックの心配等も解決できる事でしょう。床壁天井の断熱や耐震の性能向上にも努め、熱損失が無いようにロスナイ換気を施してます。
住まい手様ご夫婦がお持ちの家具や調度品からは、生活を楽しまれている様子が分かり、その暮らしに見合うように、もとのお家を活かしながら味わい深い空間になるように心がけました。
タイトルにある「セルジュ」は英語で「厚手で丈夫な生地」という意味。断熱をしっかり施した丈夫な家を体感していただけます。奥様が選ばれたセルジュ・ムーユ等の照明や、つむじでご覧になった吉村障子・珪藻土にカバザクラの床材を使ったこだわりの空間も見どころです。

庭のリノベーションもワンストップで

室内に座って外の緑を眺めたり、濡れ縁でちょっとお茶をしたり、静かな時間を楽しめるお庭を計画しました。植木屋さんの畑にお客様と一緒に行って、シンボルツリーのアオダモとコハウチワカエデを決めました。個性的な樹を中心に据えながら、まわりに石を張って園路を整備しました。

設計者

住まい手さんの『言葉にならない感覚』をかたちに

太田礼美
空間翻訳デザイナー

造園設計

思い出は残しながら、今の暮らしにフィットするお庭へ

中村 薫
相羽建設