第4回

i-worksを再考する①

 

「i-works」の議論は続きます。

 

伊礼さんからの「i-works project」のお話の後、
「つむじ」という拠点をつくるプロジェクトの
リーダーに抜擢された設計部の松本から、
相羽建設のスタッフが考える「i-works」への
意見が発表されました。 

 

 
写真:プロジェクトリーダーに抜擢された設計部の松本。 

 

 

 

「i-works」という家づくりを
ある意味で再考し、これからの自社の提案としていく上で、

相羽建設のスタッフが今回のプロジェクトに取り組む

最大の目的は「質の向上」である、と。

 

15年前のソーラータウン久米川のまちづくりや
6年前に建築した「i-works 2008」モデルハウス以降で、
今、「“自社の標準”の再定義」や
「設計力の向上」が
必須であると感じていること。

 

建物だけでなく、植栽や家具まで含めて

トータルでプランニングと予算立てをし、

より良い提案を行っていきたい
という想いがあること。

 

 

解説されたいくつかの要素は、

この日の会議の数日前に

相羽建設スタッフが「i-works 2008」モデルハウス
(青葉町モデルハウス)に集って開催された
「i-works検討会」の中で出された言葉でした。

 

  —–

 

 

「i-works」をあらためて考える上で、

その建物の中でスタッフそれぞれが感じる“良さ”や
自社の現状、お客様の要望や住み手となったご家族の言葉など
営業や設計、現場監督、広報など、
さまざまな立場の見解も含めた考え。

 

 

 

 

 『なぜ自社でのi-worksの施工棟数が減少しているのか?』

 

 

東京近傍のエリアでは、そもそも敷地の自由度が少ないこと。

 

社会経済の減少や市場の変化や
建築資材などのコストUPという状況の中で、
決して安くはない注文住宅の価値、
ひいては「i-works」の価値を伝えきれていないのかもしれない。

 

スケルトン&インフィル住宅として開発した
「木造ドミノ住宅」 という自社のラインナップとの
かねあいも考えられる・・・。

 

 

そして、伊礼さんが形づくった

「設計の標準化」が
6年という時間の中で相羽建設の中で
誤った解釈となっていたり、
『“標準”そのものの捉え方が
 変化してしまっていないだろうか』
ということ。

 

 

標準化に対する共通認識を持った

スタッフが減少してきていたことや、
社員だけでなく職人さんの中にも

伝わりきっていないのではないか——と。

 

 

今こそ、「設計の標準化」の手法を
自分たちの中で伝えていかなければ、
更新していく方法を明確にしていかなければ
ならない。

 

 

それは明快な資料や標準図であり、
共通言語というものでもあるのかもしれない。

 

 

 

 

 

(第5回へつづく)

2015.02.10