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工務店の人
仕事紹介コラム「家づくりの仕事って?」vol.3
広報の伊藤さん、吉川さんに聞く「家づくりの仕事って?」
- 話し手:
- 新築住宅事業部・広報
伊藤夕歩さん|吉川碧さん
People
こんにちは広報中村です。相羽建設の本社1階のカウンターキッチンで、スタッフ2名をアテンド。家づくりやものづくりの仕事について、さまざまな視点で深掘りしていこう!という、全12回の企画です。第3回はホットサンドでおもてなし!ご夫婦で広報をされている、私の直属の先輩でもある伊藤さん、吉川さんにお話しを聞きました。
家づくりの仕事って?
中)まず、お二人がどんな仕事をされているか、夫婦で一緒に仕事をしていて、良いなと思うこと教えてください。
伊)工務店として社外への広報も大事ですが、相羽建設の広報が特徴的なのは社内広報にも力を入れていることだと思います。その上で写真や映像を撮ったりインタビューをして発信していくことが仕事です。他にもBtoB向けの事務局運営をしていて、家具デザイナーの小泉誠さんや建築家の伊礼智さんをはじめ、ものづくりにおいて近い考え方を持っている同じ業界の方との窓口になったり、情報を集めて伝えていく立場です。
吉)私は社内外への広報をメインに仕事をしていて、主にLINEやメルマガ配信などを担当しています。他にも社内外との調整といったいわゆる「名もなき仕事」も多いですが(笑)、チラシやSNS用のビジュアル制作など、一緒に協働する方との仕事がスムーズになるような手助けをさせていただいています。
中)みんなが碧さんに相談しに来ますよね(笑)
5人の広報担当で伝えることを会社の強みに
伊)工務店というと家や建物をつくることがメインで、広報は間接部門と言われます。長い間、僕と吉川の2人で広報をしてきましたが、今は5人体制になっています。以前よりも社内の意見をいち早く取り入れたり、発信量が増えて編集にも力を入れられるようになってから、社内での広報の立ち位置も変わってきた気がします。
吉)人数が増えたことで、広報誌「ainoha」など定期で制作・発信しているコンテンツのクオリティが保たれながら、社内スタッフからの様々な頼まれごとも同時に進められるようになったことは大きな変化ですね。誰かの役に立てていると思うとやりがいにもなります。
伊)ありがたいことに、他の工務店さんからは「相羽建設は広報が強みだ」と言ってくれる人も多いです。社会的にも建築に対して求められていることが変わってきている中で、相羽建設ではリノベーション・メンテナンスはもちろん施設事業や不動産、家具や道具、グリーンなどコンテンツを増やしてきています。発信することが多岐に渡るので常に新鮮な気持ちで仕事ができているように思います。
中)ネタが尽きないですよね!私は入社してもう少しで3年ですが、この立場でも小泉さんをはじめ伊礼さんや他の工務店の方とも関わることができるのも広報の仕事の魅力ですよね。
吉)そうですね。お客様はもちろんですが、同じ業界の方とも情報交換をする機会が多いですよね。
夫婦で一緒に仕事をする魅力
吉)夫婦で仕事をする良さとしては、お互いの仕事の状況がわかりやすく、一から説明しなくても助け合えるところだと思います。
中)プライベートでも仕事の話ばかりになってしまったりしないですか?
吉)家では子どもが話に入ってきたがるので(笑)家族共通の話題が多いです。
伊)全くゼロっていうわけではないけどね。子どもが生まれる前は70%、30%くらいで仕事の話が多かった中で、今は仕事の話が20%、家族の話が80%くらいに変わってきましたね。
吉)去年自宅が完成してからは家を見学いただく機会が増えたので、仕事の話はスケジュール共有が多いです。今までは住まい手さんの暮らしぶり取材や、あいばの家に住んでいるスタッフから話を聞いて広報していましたが、自分の家ができると実体験を通して暮らしの良さを広報できるようになったのは嬉しいですね!
中)いとう家は撮影スタジオみたいにも使わせていただいていますね。充実感が伝わってきます。
リフレッシュに欠かせないもの
中)次に、リフレッシュに欠かせないものはありますか?
吉)伊藤さんはガジェット好きなので…よくAmazonから色々届きますね。
私はもともとRPG系のゲームが好きだったのですが、子どもができてからはほとんど時間が取れないので、テトリスみたいなシンプルなパズルゲームを隙間時間にプレイしてリフレッシュしています。自宅が完成してからは家の片付けや、観葉植物の世話をしたり庭の草むしりをすることが気分転換になっていますね。それぞれの共通点は終わるとキレイに整って気持ちがスッキリすること。達成感!
中)碧さんは草むしりが好きなイメージがあります(笑)
吉)会社で催される草むしりでも、ずっとむしっているからね(笑)
伊)僕のガジェットは趣味というよりは、仕事のクオリティが上がったり便利になるものを揃えています。あとは映画を見たりすると、こういう時間も大事だなと思います。豆からコーヒーを淹れて飲んだり、時々料理をしたりするのも楽しいですね。
中)伊藤さんは身になることや生活に欠かせない料理などがリフレッシュになるんですね!
建築の仕事に興味がある方へ一言!
中)最後にこれから家づくりの仕事に携わる方に一言お願いします!
吉)工務店の仕事は、様々な部署の人が役割をもって建築やものづくりをしている『チーム感』が良いと思っています。完成した時にはみんなで喜びを分かち合える感覚がいいですね。
伊)アットホームで家族感がある会社ですよね。ただ今どき家族感という表現も色々な受け取り方があるので難しいです。ものづくりや建築が好き、人と関わることが好きという方はやりがいがある仕事だと思います。僕も長野県出身ですが、多摩地域は地方出身者にとっては暮らしやすいです。
中)頑張りを見ていてくれる先輩方が多いという意味で家族感を感じます。住まい手さんも取材に伺うとあたたかく受け入れて話をしてくださいますし、近い価値観を持っている方との関わりが多いように感じます。お二人とも、ありがとうございました!