100人の言葉100People

仕事紹介コラム「家づくりの仕事って?」vol.5

工務店の人

仕事紹介コラム「家づくりの仕事って?」vol.5

あいばで現場監督として活躍する 、土屋さん、阪出さんに聞く「家づくりの仕事って?」

話し手:
メンテナンスリフォーム事業部 現場監督|新築住宅事業部 現場監督
土屋晃さん|阪出拓実さん

People

こんにちは広報中村です。相羽建設の本社1階のカウンターキッチンで、仕事終わりのスタッフ2名をアテンド。家づくりやものづくりの仕事について、さまざまな視点で深掘りしていこう!という、全12回の企画です。第5回はリフォームの現場監督である土屋さん、新築の現場監督の阪出さんにお話しを聞きました。お2人ともお仕事お疲れ様です!

それぞれの仕事とお互いの印象

土・阪)お疲れ様ですーかんぱーい!

土)この3人は実は同期だよね!

中)土屋さんと私は中途採用で、阪出さんは大学院卒の新卒採用で同じ時期に入社してますよね!

阪)土屋さんは元々職人さんで現場の経験も豊富な先輩なのでちょっと恐縮です(笑)

中)わかります(笑)
では初めに、それぞれの仕事内容とお互いの印象を教えてください!

阪)新築の現場管理をしています。土屋さんの印象は、同じ年に入社してわからないこともたくさんある中で、たまに現場の話をしたりすると共感できるところがあります。もともと職人さんだった方が同じ時期に入社すると聞いていたので怖い人だったらどうしようと思っていましたが、優しい方で安心しました(笑)

土)私も現場監督としてリフォームの現場管理をしています。阪出さんの印象は優しい青年です。厳しい現場も経験してきたと思いますが、覚悟を持って仕事しているんだろうなと思います。一級建築士の資格もバシッと取ってきたり、活躍を見て芯の強さを感じますね。

阪)褒められるとそわそわしますね。

土)あと餃子が好きというのはかわいいですね(笑)同じ年に入社して同じ監督として頑張っている姿を見て刺激をもらっています。

阪)リノベと新築でレーンは違うけど、隣のレーンを走っている感じですよね。土屋さんから新築の分譲で監督するのは大変じゃないかと言ってもらったことがありますが、僕的にはリフォームの監督は細部の判断が現場次第だったりするので違う難点があると思います。そういう意味では初めからリフォームの監督というのは大変だろうなと思っています。

現場監督4年目の仕事術は?

中)対応力が必要ですよね。ちなみに二人とも穏やかで優しい印象がありますが、理不尽なことが起こったり、厳しい現場を進めていく仕事術みたいなものはありますか?

阪)緊急事態が起きても慌てたり、人に対してへり下りすぎずに、やるべきことをやるしかないと思っています。

土)お客さんのためにという気持ちは現場全体でブレないようにすること、一緒に働く方の話をよく聞くことに気をつけています。

中)現場でわからないことがあった時はどうしていますか?

阪)誰かに聞いてすぐにわかることは対応しますし、わからないことは一度持ち帰って設計の人や監督の先輩に聞いて解決します。「確認します」という連絡を怠らないことも気をつけています。

土)わからなくても大丈夫で、解決方法を伝えると安心してもらいやすくなります。「○○に確認してこう調べてお知らせします」という感じです。取り繕っちゃうとややこしいことになります。

家づくりの仕事の楽しいところと大変なところ

中)二人とも素晴らしいコメントをありがとうございます。私も参考にさせてもらいます。
次の質問ですが、家づくりの仕事の楽しいことと大変なことを教えてください。

阪)楽しいことは住む人の顔がわかって、どんな暮らしをするのかイメージしながら家づくりできることです。例えば、料理が好きとか小さい子どもがいるとか、ご夫婦の住む終の住処なのか、住む人によって家も変わります。

土)お客様が住まわれている中で工事することもあるので、ご意見や感謝の言葉を直接伝えていただけた時は達成感があります。
そのありがたさに気づいた出来事があって、大雪の日に職人さんが交通手段が無くて来れるかどうか分からないような外の状況でしたが、お客さんはテレビを見ながらくつろいでいる中で、ユニットバスの入れ替えなど工事を進めることがありました。子どもがソファーで猫みたいに丸くなってぬくぬくしている光景を見て「自分の仕事はこの光景をつくるためにやっているんだな」と腑に落ちたことがありました。

阪)つくるべきものが目の前にある感じですね。

中)良い話すぎるな。

土)ちょっと良い話すぎたので荒く書いてください(笑)

中)いえいえ、そのまま伝えさせていただきます(笑)大変だと思うことはどういう場面でしょうか。

阪)多くの人の間でやりとりをしながら仕事をしていることですかね。その人のタイプにもよると思うのですが、僕はどちらかというと一人で机に向かって黙々とやる方が好きなタイプなので。

土)人と人の間に立つために存在しているみたいなものだもんね。

阪)たまに職人さんが設計に直接聞けば解決するのではないかと感じることもあります(笑)日々悩みながら仕事しています。

中)土屋さんはどうですか?

土)同じですね。納まりがどうかとか対物のことで悩んでいる時ってそんなにストレスは無くて、対人での悩みというかうまくいっていない時は悩むことが多いですね。

中)他の人に話を聞いていても、チーム競技が得意か個人競技が得意かという話が出ましたが、一番チーム競技要素が求められるのが現場監督かもしれないですね。

阪)部活のキャプテンとかしていた人は向いているかもしれませんね。施設の監督でラグビー部だった先輩や陸上部の主将だった後輩がいます。

土)応援団の団長とかやってるタイプの人も向いてそうだよね。

中)熱さも大切ですね!(笑)

阪)僕は剣道部なので。

中)土屋さんも剣道されていませんでしたか?

土)妻が剣道をやってました。私はマラソンが趣味で今も続けています。

中)お二人とも自分との戦いが得意なタイプということですね!

土)仕事ではチームで、趣味は個人でというバランスを取れている感じもしますね。

リフレッシュに欠かせないもの

中)前向きなご意見をありがとうございます。次の質問ですが、リフレッシュに欠かせないものはありますか?

土)走るのもリフレッシュですが、共通のことでいうと猫だよね。

阪)そうですね。待ち受けを実家の猫にしていますがそれでストレスが3割減です。

中)すごい。結構減るね(笑)土屋さんも猫を飼っているんですか?

土)保護猫を飼っています。3ヶ月くらい前に保護犬も迎えて賑やかです。猫は個体差あるけどスキンシップもできるしね。

阪)マイペースなところもかわいいですね。猫と餃子屋さん巡りが趣味です。

中)最近はどこにいったんですか?

阪)誕生日休暇に飯田橋の「おけい」という有名店にいきました。

中)知ってる!有名店ですね。誕生日にも餃子なんだね(笑)
土屋さんは日常的に走っているんですか?

土)大会に向けて走ることが多いですね。陸上経験は無いんですが妻の実家が青梅で、青梅マラソンという伝統的な大会があって、妻の両親と共通体験をしたら良い思い出になるのではないかと思って。

阪・中)すごいな〜

土)ゴルフとかはできないんですが、長距離走が得意だったので無理なく続けられるかなと思って。

中)それで今でも続けていらっしゃるのがすごいです!
では最後の質問ですが、これから家づくりの仕事をしたいと考えている方に一言お願いします!

土屋家の保護猫 中(ちゅん)・大(だい)
土屋家の保護猫 中(ちゅん)・大(だい)
阪出さんご実家の猫 りく・そら
阪出さんご実家の猫 りく・そら
土屋家の保護犬 武蔵丸
土屋家の保護犬 武蔵丸

これから家づくりの仕事に携わる人に一言!

土)やりがいのある仕事ですし、誰かのためになる実感を感じられる仕事です。ということかな。

阪)僕はもともと設計志望で入社したので今は試行錯誤しながらという感じですが、効率重視というよりは、クオリティーを上げることや暮らしのことを考えられる人は工務店の仕事が向いていると思います。

中)阪出さんは設計をしたいという初志貫徹というか意志がすごいですよね。最後に土屋さん、締めていただけますか?

土)建築の仕事に限らずですが、あらゆる仕事を経験として捉えて向上心を持ってやっていくことが大切かもしれませんね。

中)お二人とも今日はありがとうございました!

戻る

関連リンク

AIBA 100 Story

PAGE TOP