木の家づくり100Taiken

つくる
大きな木のある庭づくり|樋口木材PROJECT
「にしたまの家」家づくりコラムVol.9
- 体験名:
- 大きな木のある庭づくり
- 話し手:
- 設計・現場監督/社員大工
樋口 美早紀/小林 優太 - 場 所:
- 東京都あきる野市

Taiken
こんにちは!樋口・小林です。
にしたまの家もいよいよ完成。最後は外構・植栽工事のお話です。
大きな木のある庭づくり
コラムの始まりでも書きましたが、家づくりの中で叶えたかった夢のひとつが豊かなお庭をつくることでした。
広いお庭に小さな平屋、窓から見える緑。
『にしたま』だからこそ叶う豊かな暮らしを目指してきました。
庭づくりは、造園家の小林賢二さんへ相談をしたところから計画がスタート。
思い描いていたイメージは、大きな木を1本シンボルツリーとして植えるというものでした。

このシンボルツリー、想像以上に大きく立派な木がやってきました。
植えたのはイロハモミジ。
いまの時期は葉が生い繁り新緑が綺麗です。秋の紅葉も楽しみですね。
アプローチはコンクリート、石、そして緑がグラデーションしていくような、景色に自然に溶け込むようこだわりました。
内と外とをつなげる空間として設けたデッキは、樋口木材のヒノキを使用。
板塀も外壁材と合わせて樋口木材のスギを使用しています。
せっかくの素敵なお庭を町に開きたいと思い、板塀も少し低めに設定。
通りがかる人が声をかけてくれるので、とても嬉しい気持ちになります。



『にしたまの家』もついに竣工。これにて100Taikenで連載してきた家づくりコラムは終了となります。
次回からは、AIBAスタッフブログにて「にしたまでの暮らし」の紹介コラムがスタートします。お楽しみに!



6月28日(土)開催!「にしたまの大きな緑と小さな平屋」完成見楽会
全9回の家づくりコラムを連載してまいりました、AIBAスタッフ樋口・小林の「にしたまの家」。
このたび完成を記念して、お披露目会を開催させていただくことになりました!
東京の西側エリアでの暮らしや、平屋、庭づくり、週末住宅・・・など、ご興味のある方は是非見楽会にいらしてください。
●日 時:2025年6月28日(土)10:00-15:30
●場 所:東京都あきる野市
▼イベント詳細・ご予約はこちら
https://aibaeco.co.jp/event/event-8708/

樋口木材PROJECTとは?
相羽建設の新しい取り組み「樋口木材PROJECT」では、相羽建設の事業の根幹である地域の「木」、つくり手の「手仕事」、共感する「人」が集い、暮らしの原体験・原風景をつくっていきます。樋口木材は、AIBAスタッフ樋口の実家であり、多摩産材を扱う東京都日の出町の材木屋です。現在廃業している樋口木材の場と材を活用し、ものづくりの工房と暮らしの体験の場づくりをすることで、日の出町の地域や多摩産材の魅力を発信し、仕事と事業を創造します。
特設サイトも、ぜひご覧ください!

Movie
【多摩産材】多摩の木で風景をつくる「樋口木材プロジェクト」|木と手仕事の拠点づくり
相羽建設の設計・現場監督スタッフである樋口美早紀が中心となり、自身の実家の家業である材木屋の製材所やたくさんの多摩産の材木を用いながら、家づくりの素材としての活用や、木と手仕事のものづくり拠点や、価値観が近い人との暮らしの場づくりを計画していきます。
話し手プロフィール

新築住宅事業部|現場監督・設計
樋口 美早紀
好きな食べもの:紅ショウガ。どんぶり、焼きそば…いろんな食べ物にたっぷりのせています。
フリーコーナー:昔からオープンカーに乗るのが夢で、暇さえあれば日本製の車を調べています。最近はクラッシクカーにも興味があり、トヨタのパブリカ、日産のサニートラックが好きでよく見ています。車の知識は全然ないので見て楽しむだけですが…いつか運転出来たらいいなあと思います!

AIBA社員大工|棟梁
小林 優太
好きな食べもの:甘いもの
フリーコーナー:趣味はサイクリング・工作(家の家具をつくったり)。たまにランニングもします。