職人のしごと
大工
家づくりの職人さん代表!その仕事は豪快かつ繊細
どんなに大きな木造建築物でも、その大半を作っているのは大工。日本の家づくりがどれだけ機械化・既製品化されても、大工がいなければ家は完成しません。ましてや階段やキッチンや家具まで造作する相羽の家づくりにおいて、大工の技術力は生命線。柱・梁を組む豪快な作業から、ミリ単位の繊細な加工まで、熟練した技術でこなします。
鳶
丈夫な家を建てるためにはかかせない基礎づくり
「基礎」とは、主に地面に接して家を支えるコンクリート部分のことを言います。正確で丈夫な基礎でなければ、正確で丈夫な家は出来ません。基礎は、遣り方・根切り・均しコンクリート・鉄筋組み立て……など、とても多くの工程を経て造られます。それほど建物の要となる部分なのです。また、周囲の環境にも気を付けながら綿密に強固な基礎を作り、後々メンテナンスもしやすい形状になっています。そんな仕様にできるのも腕を持った職人さんがいてくれるからこそ!です。
左官
コテを自由自在に扱う様はまさに職人技
大小様々なコテを使って土壁や天井などを塗り上げるお仕事。季節ごとに温度や湿度、乾く速度も変化する土のコンディションをその都度整えたり、鏡のように平らな仕上げや、ランダムにコテの跡を出したものなど、いろいろな要望に応える腕を持った職人さん。相羽建設では、漆喰・薩摩中霧島壁・珪藻土などの塗り壁も多く、仕上げの塗り方によっても多様な雰囲気を作り上げます。その腕で作られた空間は、住んでからも繊細な職人技を身近に感じられます。
植木屋
建物にあわせた植栽選びのエキスパート
建物のデザインに合わせて、植物を植えて庭を作るお仕事です。四季を通して沢山の表情を魅せる外構。年月が経つにつれ更に豊かな庭になるよう植栽の性質やクセをきちんと把握したうえで空間を作り上げます。家づくりの後も、剪定等で定期的にお会いすることもある、庭木のお医者さん的な存在でもあります。お手入れ方法や植栽選びなど造園についてわからないことがあればぜひご相談ください。
塗装
ムラなく美しい仕上がりへ
ハケやローラー、スプレーなどを使って建築の内壁や外壁、床や天井などの表面を塗装します。相羽建設が自然素材を活かした家づくりができるのも、この塗装職人さんの丁寧な仕事ぶりのおかげなのです。いつも体が触れる床や壁だからこそ、人にも素材にも安心な塗料を使用しています。またバルコニーやウッドデッキでは木部の防水など、コーティングすることで建物の耐久性を上げています。見た目も美しく建物を仕上げます。
内装
部屋の中をやわらかい印象に
壁紙を貼ったり、床にシートを貼ったりするお仕事。ビニールクロスに比べて施工が難しい、自然素材の土佐和紙と糊で仕上げることが多い相羽建設の家づくりでは、職人さんの腕が頼りです。
調湿効果がある和紙は、季節や湿度に合わせて伸び縮みします。その際にムラができたり隙間が空いたりしないように、手技を使って丁寧に調整し貼っていきます。普段見慣れている家の壁紙ですが、実は繊細な手仕事によって仕上げられているのです。
タイル
暮らしの中のアクセント
キッチンタイルの細かいものから土間の大谷石などの大きなものまで、タイル職人さんの腕の見せ場は様々。石やタイルを使用するとちょっとしたアクセントになり、味わいのある住まいになります。慎重に、かつ手早く貼ることがポイントのタイル貼り。一見同じ大きさに見えるタイルも実は一枚一枚に微妙なクセがあります。そのクセを読みつつ全体の形を整え、最後の1ピースを何事もなかったようにピッタリ納める。細かな作業が仕上がりを左右する職人技です。
電気
やさしい光で部屋を包みます
家の心臓部とも言える電線やスイッチを配線したり取り付けるお仕事。迷路のような電気配線の図面を読み取り、沢山の部品の中から現場ごとに必要なものを見つけ出し、次々に配線していきます。造り付けの家具にもスイッチを付けたり、物件ごとに様々な要望がある相羽建設の電気工事。普段は天井や壁の中など見えない部分の多い仕事ですが、その中はとても美しく配線されていることを私たちは知っています。
水道(給排水)
なくてはならないライフライン
キッチンや洗面・浴室、トイレなど家全体に水が行きわたるように水道管を組むのが水道職人さんのお仕事。建物の血管を作るようなこの作業は、暮らしはじめたあとも水漏れがないようしっかりとつなぎ合わせることが重要なポイント。表立っては分かり難い仕事内容ですが、絶妙な勾配や敷地の形状を考慮し、考え抜かれた無駄のない配管は、相羽建設が安心して任せられる職人の技術力です。
建具
家の細部をつくる繊細な作業
大工さんの作った家にぴったり合った窓や扉を作り、取り付けるのが建具職人のお仕事です。無垢の素材で作ることが多い相羽建設の造作の建具。ある程度の加工は専用の機械で制作しますが、最終的には職人の手によって調整が行われます。大きな建具から家具の小さな建具まで、大工さんの造った枠と、建具屋さんの建具が、互いに真っ直ぐ突き合うと、「ピシャリッ」と気持ちの良い音が響きます。気持ち良く戸の開け閉めができるのは建具職人さんのおかげです。
板金
雨風からみなさんの暮らしを守ります。
相羽建設の家づくりでは、屋根や外壁の仕上げにガルバリウム鋼板を使うことが多く、それは板金屋さんによって造られています。家にとって天敵ともいえる雨の処理は雨仕舞(あまじまい)といい、設計・監督・大工と、家づくりの間、常に雨に対してあらゆる可能性を考慮し、何重もの対策を施します。それを最後に、うまく納めるのが板金屋さんの技でもあります。板金を現場で折り紙を折るようにパタパタと葺いていく職人さんの様子は、頑丈で大きな材料を扱っているとは思えない程、息の合った無駄のない動きです。