生まれ育った実家の好きなところを引き継いで

お祖父様の世代から相羽建設がアパートの建築を複数回担ったことから、長くに渡ってお付き合いいただいているM様。OMソーラーを搭載した木の家で生まれ育ち、自然素材の家での暮らしにこだわりを持っていたといいます。満を持して建築した自邸にもOMソーラーを採用。太陽熱を利用した温熱システムによって、冬場の寝室も「全然寒くなかった」とM様が語るほど暖かく保たれ、快適な睡眠環境を実現しています。庭との繋がりを重視した1階のLDKや、あえて木の梁を見せた空間、機能的な収納、家事動線を考慮した2階の水回りなど、生活利便性を高める工夫が随所に施された住まい。家族での過ごし方やこだわりの空間についてお話しを伺いました。
立地を活かした造園計画と暮らしを豊かにする家具

周囲に住宅が密集する環境の中で、西側が開けた旗竿地に建つM邸。立地を活かして庭を南側に計画することで、あえて1階にLDKを設け、庭との関係性を重視しました。黒松や紅葉の木が特徴の庭ですが、小さな家庭菜園やブルーベリーの木があり、子ども達と収穫した果物や野菜が食卓に並ぶことも。庭を眺めながらくつろいだり、デッキで朝ごはんを食べたり、木々や植物とふれあうことで、家族団らんの心地よい居場所になっています。



家づくりと共に新しくした木の家具や照明もM邸の魅力の一つです。ダイニングテーブルと照明は大工の手仕事で製作し、椅子やソファといった家具もコーディネートをAIBAが担いました。壁掛けテレビやゲーム機の隠蔽配線、排熱対策はご主人のこだわり。細部まで暮らしをイメージしながら設計が進み、M様との信頼関係の中で、相羽建設の提案する「家+庭+家具」でつくる住まいが実現しました。





新しい家と暮らしの変化
2階には寝室や子ども部屋といった居住空間に加え、浴室や洗濯室、ウォークインクローゼットなどの水回りと収納が集約されています。特に洗濯室には室内干しができるスペースが確保されており『洗う・干す・しまうという洗濯に関する一連の家事が2階のワンフロアだけで完結します。子どもたちがのびのび遊べることも暮らしの大きな変化だと語るM様。戸建ての生活によって騒音の心配から解放されたことや、庭などの遊び場が増えたことに加えて「子どもたちが遊んでいて生じたダメージは、設計の松本さんや監督の今井さんに連絡して対応してもらえるので、安心して過ごすことができます」とメンテナンス対応の安心感についても挙げてくださいました。自然素材の家は竣工して完成ではなく、M邸のように手を加えながら自ら暮らしを楽しみ、家族で育てていくことが醍醐味だと改めて感じた取材となりました。







建築概要
木造住宅2階建て
敷地面積:141.52㎡(42.8坪)
延床面積:92.73㎡(28.0坪)
設備
OMソーラー・壁掛けエアコン
仕上げ
床:フローリング・杉・無垢15mm
壁:薩摩中霧島壁・月桃紙
天井:月桃紙・リビングは梁あらわし
担当
営業:栗林幸
設計:松本翔平
監督:今井孝紀
大工:本多忠勝、当麻源基、相羽海
造園:小林賢二アトリエ
写真:伊藤夕歩
編集:中村桃子













